トゥルーストーリー
- 2017/02/16
- 06:44
2015 100分 アメリカ
B・ピットらが制作総指揮し、衝撃の事実を映画化。J・ヒルとJ・フランコが共演した社会派サスペンス。
ニューヨークタイムズの記者だったが、ある記事を捏造したせいで同紙を解雇されたフィンケルはモンタナ州の自宅で妻ジルと静かに暮らすように。そこへ妻と子ども3人を殺したとされ、メキシコで逮捕された男ロンゴが逮捕当時、フィンケルの名を語っていたという一方が。フィンケルはロンゴに興味を抱き、ロンゴが収容されたオレゴン州の拘置所へ。ロンゴは当初、無罪を主張するが、開廷後大胆にも異なる主張をし初めて...
wowowの作品紹介より
フィンケルの著作がベースになっている様です。本も映画も存在を知りませんでしたが実話を映画化したサスペンスというところに興味を持って見ました。
前半はとても興味を惹かれる内容で、こんな面白い映画があったのか!と興奮しましたが後半は微妙でした。ネタバレになるので詳しくは書けませんがその部分が評価が分かれる作品と思います。私はこれを見て『真実の行方』や『推定無罪』を思い出したのですがぶっちゃけああいうエンターメント性のある所謂「面白い」作品では無いです(私にとってはそうでした)。
しかし「実話を映画化」を謳う作品でも、実は事実に即してない作品も少なくないらしいですが、今作はとても事実ベースに作られているそうです。私は著作を読んでいないのでその確認はできませんが映画サイトのレヴューによるとそうらしいです(本を探したけれど見当たらなかったのでおそらく日本版は出ていないと思われます?)。
今作は本を読んでいる人が見ると面白いのではないかと思いました。
J・ヒルとJ・ブランコの演技はとても素晴らしいです。特にJ・ヒル。(私は見ていませんがこの二人は過去にとてもおバカなコメディを演じているらしく、それとのギャップが凄いらしいです。)J・ブランコはこの役はかなり難しかったんじゃないかなぁと思います。だって犯罪者の心理なんて普通の人には分からないもの。しかも特殊なケースだし。
作品内でも描かれているのですがフィンケルはロンゴにとてもシンパシーを感じた様です。その部分が興味深かったですね。ジャーナリストも人間だし。
最後の方で本人たちの画像もちらっと出ます。
不謹慎ではございますがロンゴはとてもハンサムでした。
個人的に印象に残っているシーンはフィンケルの妻ジルとロンゴの面会シーンです。
ジルのやったことが強烈でした。彼女の言ったことを想像してちょっと血圧が上がりましたが、気持ちはよく分かりました。
余談ですが上の画像で椅子が固定されているのが印象的でした。(この二人は特殊なケースなので特別室で面会しているという設定でした。)これは実際にこういうテーブルと椅子なのかは知りませんが、おそらく椅子が移動できるものだと凶器になりうるのでこの様に固定されているんだなと思いながら見てました。こういう場所での面会シーンは映画好きな人なら何度も見ていると思いますが、こういうテーブルと椅子は初めて見たので珍しかったです。
もう昔ですが、ペンパルマガジンで見つけた人(囚人)とそうとは知らずに文通していたことがあり(当時アメリカの某留置所に収監されていた。彼が言うには悪いことはしていないが裁判で負けてここにいると言っていた。)、その人が手紙の中で「あんまりいい話じゃないけど囚人が看守を殺すことはよくある(云々)」と言ってたのを思い出してしまいました。衝撃的だったので記憶に残ってしまいました。
(なので椅子も固定式の方がベターでしょう)
話がずれましたが個人的には興味深い作品と思いました。
社会派の作品が好きな方は見てみてもいいのでは
TV(BS)にて
★★★★
B・ピットらが制作総指揮し、衝撃の事実を映画化。J・ヒルとJ・フランコが共演した社会派サスペンス。
ニューヨークタイムズの記者だったが、ある記事を捏造したせいで同紙を解雇されたフィンケルはモンタナ州の自宅で妻ジルと静かに暮らすように。そこへ妻と子ども3人を殺したとされ、メキシコで逮捕された男ロンゴが逮捕当時、フィンケルの名を語っていたという一方が。フィンケルはロンゴに興味を抱き、ロンゴが収容されたオレゴン州の拘置所へ。ロンゴは当初、無罪を主張するが、開廷後大胆にも異なる主張をし初めて...
wowowの作品紹介より
フィンケルの著作がベースになっている様です。本も映画も存在を知りませんでしたが実話を映画化したサスペンスというところに興味を持って見ました。
前半はとても興味を惹かれる内容で、こんな面白い映画があったのか!と興奮しましたが後半は微妙でした。ネタバレになるので詳しくは書けませんがその部分が評価が分かれる作品と思います。私はこれを見て『真実の行方』や『推定無罪』を思い出したのですがぶっちゃけああいうエンターメント性のある所謂「面白い」作品では無いです(私にとってはそうでした)。
しかし「実話を映画化」を謳う作品でも、実は事実に即してない作品も少なくないらしいですが、今作はとても事実ベースに作られているそうです。私は著作を読んでいないのでその確認はできませんが映画サイトのレヴューによるとそうらしいです(本を探したけれど見当たらなかったのでおそらく日本版は出ていないと思われます?)。
今作は本を読んでいる人が見ると面白いのではないかと思いました。
J・ヒルとJ・ブランコの演技はとても素晴らしいです。特にJ・ヒル。(私は見ていませんがこの二人は過去にとてもおバカなコメディを演じているらしく、それとのギャップが凄いらしいです。)J・ブランコはこの役はかなり難しかったんじゃないかなぁと思います。だって犯罪者の心理なんて普通の人には分からないもの。しかも特殊なケースだし。
作品内でも描かれているのですがフィンケルはロンゴにとてもシンパシーを感じた様です。その部分が興味深かったですね。ジャーナリストも人間だし。
最後の方で本人たちの画像もちらっと出ます。
不謹慎ではございますがロンゴはとてもハンサムでした。
個人的に印象に残っているシーンはフィンケルの妻ジルとロンゴの面会シーンです。
ジルのやったことが強烈でした。彼女の言ったことを想像してちょっと血圧が上がりましたが、気持ちはよく分かりました。
余談ですが上の画像で椅子が固定されているのが印象的でした。(この二人は特殊なケースなので特別室で面会しているという設定でした。)これは実際にこういうテーブルと椅子なのかは知りませんが、おそらく椅子が移動できるものだと凶器になりうるのでこの様に固定されているんだなと思いながら見てました。こういう場所での面会シーンは映画好きな人なら何度も見ていると思いますが、こういうテーブルと椅子は初めて見たので珍しかったです。
もう昔ですが、ペンパルマガジンで見つけた人(囚人)とそうとは知らずに文通していたことがあり(当時アメリカの某留置所に収監されていた。彼が言うには悪いことはしていないが裁判で負けてここにいると言っていた。)、その人が手紙の中で「あんまりいい話じゃないけど囚人が看守を殺すことはよくある(云々)」と言ってたのを思い出してしまいました。衝撃的だったので記憶に残ってしまいました。
(なので椅子も固定式の方がベターでしょう)
話がずれましたが個人的には興味深い作品と思いました。
社会派の作品が好きな方は見てみてもいいのでは
TV(BS)にて
★★★★