スター誕生4作を見た👀
- 2019/01/22
- 19:09
2018
1937
1954
1976
ガガ様バージョンを館で観たのが初めてで、過去作品も見ようと思い、画像の順に見ました。
これだけ(1937)買って、
あとはレンタルで見ました。1976バージョンだけブルーレイでした。
私は全作楽しめました☺️✨
順位をつけるなら
1976
1937
1954
2018
ですかね。私は70年代が憧れなので必然とこうなります。
ストライザンドバージョンは映画としての出来はそんなに高くないかもしれないけれど、70年代の雰囲気が最高です。ロックファンなのでクリス・クリストファソン(昔はファーソンじゃなくてファソンだった様な記憶があります。実際はどちらか知りませんが)がロックスターの役なのでそこがツボです。クリスが素敵すぎて(何とセクシーな40歳✨ロングヘア✨青い瞳に長い手足👍💓)メロメロに😍彼を見れただけで得したと思いました😌💘(笑)ブラッドリー・クーパーのジャクソンも悪くなかったけど個人的にはクリスの方がずっと素敵と思うので(ロックスターが似合う。ようつべのこの映画の動画はクリスはセクシーだというコメントで溢れている。私と同意見の人が沢山いて嬉しい
(*>∀<*))。
すごいなあと思ったシーンは、ジョンがエスターとライヴ会場にヘリコプターで乗りつけるのですが、俯瞰で会場が映る時その群衆の大きさが圧巻です😮ウッドストックかと思いました。ウッドストックの映像を使えばいいと思ったけれど、実際にコンサートを開いたとバーブラが音声解説で言ってたのを聞いて、凄い👀‼️⤴️⤴️と。あと会場の雰囲気もヒッピーな雰囲気が残っていたし、これはジョンのバンドのライヴシーンで、Hellacious Acresいう曲でバンドメンバーがモンスター系の被り物を被ってやっているのですが、こういうシーンもロックっぽくて最高でしたね。(slipknotを遡るとここに行きつく⁉️)
バーブラの歌のパフォーマンスは言うまでもなく素晴らしいです。各楽曲も個性的で楽しい。私はガガ様バージョンのサントラよりもずっと好きだった。
昔から洋楽を聞いてきた人にはバーブラの音声解説がそのままアメリカンミュージックヒストリーという感じで凄いです。まずぶっ飛んだのがジョン・ノーマンの当初の候補はエルビス・プレスリーだったという話。私はプレスリーは世代ではないので、失礼ながらその時まだプレスリーは存命だったのだと初めて知った。因みにエルビス自身は乗り気に見えたがマネージャーが断ったとのこと。はっきり言ってこの役はクリス以外は考えられないと思う人は多いのではと。
サントラをルパート・ホルムズに頼んだが5曲で降板されて途方に暮れ、必要に迫られて自分でも曲を書いて大ヒット。他にフィル・ラモーン、ケニーロギンズなど洋楽ファンにはお馴染みの名前が(顔も)出てくるのが楽しい。
特に印象的だったのはエスターがジョンとピアノを弾きながらデュエットする曲は、バーブラがレオン・ラッセルと曲を書いたもので、そのとき録音した音源に二人の会話も入っていてそれを映画でも使ったというエピソード。何気なく話してるけど二人ともレジェンドなので、場面を想像するだけで素敵👀
個人的に気になったのはエンドクレジットのサンクスのところにモントローズの名前があったこと。
この面子が70年代で懐かしい。リタは当時のクリスの妻ですね。なんと羨ましい❗(笑)。すっごく歌が上手いんですよね🎵ジェフポーカロセッションワークスに彼女の曲が入っていて超大好きでよく聴いています。因みにクリスとはクリスのアルコール依存が原因で離婚したらしい。ジョン・ノーマンの役柄を彷彿とさせる話ですね。でもクリスはアルコール依存を克服したので長生きして今82歳。
トニー・オーランドは昔「幸せの黄色いリボン」という曲が日本でも大ヒットして、私は子供でしたがドーナツ盤を買いました。曲も歌詞も感動しました。
バーブラはモントローズに関しては音声解説で何も言ってなかったので何か言ってほしかったです。
ジョンが乗っていた赤いフェラーリやジョンの死に方が時代を象徴しているなあと思いました。
因みにこの4本を見て一番印象的だったのは初代のヒロインのみが「女優」で、他のヒロインは全て歌手であることです。ガーランドはミュージカル女優の役ですが、ストライザンドとガガ様は文字通りのシンガーですね。
どれが好きかということは個人の好みによると思いますが、ジュディ・ガーランドのパフォーマンスは好みは別として一見(聴)の価値有りと思いました。本当に素晴らしい。でも私は個人的にミュージカルが好きではないので、彼女が歌い出すと早く終わらないかなあと思いながらも、本当にエンターテイナーだなあと思いながら聴いて(見て)いました。
初代を見たあとにジュディバージョンを見たら物凄くカラフルに感じました。その落差の印象が強く、初代はモノクロだったと記憶していましたが、見返したらカラーでした!
初代のラストでヒロインが「ノーマン婦人です」と言うシーンは何回見ても泣けます😢
4作の中で一番の名シーンかもしれません。
アカデミー賞orグラミー賞のシーン(ヒロインが受賞したところに泥酔した夫が乱入して彼女の晴れ舞台を台無しにするシーンです。)は初代が一番素晴らしいと思います。ジュディバージョンも良いです。ガガ様バージョンが一番イマイチです。
全部見るとそれぞれ比較が出来て面白いです。例えばジュディバージョンでノーマン・メインがエスターのリップススティックで壁に字を描くのですが、ストライザンドバージョンでは、ジョンがスプレーでエスターの名前を逆から描きます。ジョンはヘリコプターでライヴ会場に行ったがジャクソンは自家用ジェットだった。
バーブラは
と言ってました。いつ見ても楽しめると。
また、「90年代にロックンロールベースで作るべきだった。」とも言っていました。
「20年に一度」なのに何故90年代に映画化されなかったのかが不思議ですね。
因みにこのストーリーのオリジナル(インスパイアされた作品ということですが)は『栄光のハリウッド』(1932)で、ジュディ版と同じ監督です。これもいつか見てみたいですね。