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イーダ





2013  80分 ポーランド


共産主義体制のポーランドを出てヨーロッパ各国で映画を撮り続けてきた映画作家パベウ・パブリコフスキ監督が、初めて母国ポーランドで撮影した作品。第87回アカデミー賞では、ポーランド映画初となる外国語映画賞を受賞した。歴史の波に翻弄された戦後ポーランドを背景とした少女の成長物語を、モノクロ&スタンダードによるクラシックな映像美で叙情的に描いた。60年代初頭のポーランド。孤児として修道院で育った少女アンナは、初めて会ったおばから自分の本当の名前がイーダ・ベルシュタインであること、そしてユダヤ人であることを明かされる。両親はなぜ自分を捨てたのか、自身の出生の秘密を知るため、イーダはおばとともに旅に出る。日本では「ポーランド映画祭2013」で上映されて好評を博し、14年に単独ロードショー。


映画.comより










今日町山さんがラジオで『COLD WAR、あの歌、2つの心』(6月公開)の解説をしていました。観るのを楽しみにしている作品なので楽しみに聞きました☺️🎵その中で「これは実話で監督の両親の話です。」と聞いたとき思わず、え゛ーーー😮‼️‼️と叫んでしまいました。マジですかーだって本当に映画みたいな話なんですもの。
(o゚Д゚ノ)ノそれに続き、「この監督は『イーダ』でもアカデミー賞を獲ってるんですけど、それも監督のお祖母さんの話で実話です。」

😶‼️そう聞いたらどうしても今すぐ見たくなり、動画配信サイトやレンタルビデオのリストを探しまくりましたが何処にもありませんでした。AmazonでBlu-rayを販売している意外は。何だ無いのか。買うしか無いの?と思った時に。YouTubeで発見。しかしロシア語の吹き替えで全く意味が分からない。その後もう一度探したら英語の字幕版を発見‼️(無料)。何と幸運なことでしょう👍✨時々うざいリンクと出演俳優のデータが画面上に表示される以外は画質も綺麗で完璧でした。因みに閲覧数がたった2.6万回。何故?オスカー受賞作だし名作なのに‼️これがヒーローものならすぐに億になるのに。

前置きが長いですが😅とても素晴らしかったです。モノクロがストーリーに合っていてしっくり来ました。静謐で味わい深い。起承転結に無駄が無く、進み具合も丁度いい。字幕が一瞬で消えるのでそれを見るのが大変だったけど。

でも何処が実話なのかよく分からなかった😞監督のお祖母さんがユダヤ人でアウシュヴィッツで亡くなっているということなので、その人がイーダのお母さんという設定ということですか?でもそれだとこの映画の設定とは違うね。それとイーダの叔母さんは実在した人がモデル(ヘレナ・ウォリスカ - ブルス。戦後の共産主義の軍事検察官(wikiより))ということです。

イーダが変なカップルと言っていた叔母とイーダは全てにおいて対照的で、そこに様々な意味が込められているのだと思う。でも結局はイーダは叔母の生き方(というか下界)に憧れている様だった。そこが一つの見所でもあります。

個人的に一番心に残ったのは52分のシーンです。The boy was dark and……あのシーンは本当にそのまんま奈落の底のイメージです。
何とも言えません🙇ソフィーの選択を思い出しました。

イーダのその後の人生はどうだったのか気になります。


こぼれ話として興味深かったのは、イーダを演じた女優さんはカフェでお茶している時にスカウトされたこと。シスターの役だが無神論者であること(!)です。

シスターの映画ということで、見ながらずっと渡辺和子さんのことを思い浮かべていました。渡辺さんは二・二六事件で殺害された渡辺錠太郎の娘さんで、お父さんに子供のときにとても可愛がられたそうです。和子さんはお父さんが大好きで、結婚するならお父さんの様な人がいいと思っていましたが、お父さんの様な人は絶対いないからと、神の道に入られたそうです。和子さんのお母さんも結婚だけが幸せではないと賛成してくれたそうです。イーダの場合は親の愛情を知らずにストレートで神の道に入ってしまったので、生の人間の暖かさを本能が求めたのかなと思いました。


ヒューマンドラマが好きな方には是非お勧め致します✨

★★★★★★★★

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Author:kamieru
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三匹のにゃんずと地味に暮らしています。
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