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恐怖の足跡




1962  78分 アメリカ



エンジンを吹かす2台の車。それぞれ男女の若者たちが乗った車は、勢いよくスタートを切って小道を驀走する。かなりのスピードで走りまくる2台の車だったが、メリー(キャンディス・ヒリゴス)らを乗せた車が誤って川へ転落。警察たちの必死の捜査も空しく、車や遺体は発見されなかった。しかししばらくしてからメリーだけが自力で川から生還。応急処置を受け、あの悲惨な事故を忘れるためにメリーは別の町へ移り住むことにする。一人車に乗り込み、新たなる居住地へ向かう途中、彼女は通り過ぎた荒れ果てた遊園地で不気味な男を目にする。男に生気は感じられず、不可思議な視線でメリーを見つめた。奇妙に思いながらもその場を後にしたメリーは新たな居住地でオルガン奏者としての職を得ることもでき、順風満帆な生活を送れるかのように思えた。だがそんな彼女の身に次々と不可解な出来事が起こり始める。次第にあの男の幻影に悩まされ始め、悪夢は徐々に酷くなっていく。

Wikipediaより















最近見た映画にドライブインシアターが出てきまして、そこで上映されていたのがこの映画だったのです。その映画の中でのこの映画の使われ方が凄くカッコよくて👀
終盤でこの映画の中の台詞がフューチャーされているのですが、その台詞がこの映画がサスペンスであることを端的に表しており、大変興味を持ちました。

私は知らない作品だったのでエンドクレジットでチェック。Carnival of Soulsとありました。邦題は『恐怖の足跡』と知りました。全く聞いたことがありませんでしたが、スーパーカルトムービーだそうです。『シックスセンス』のオリジナル版と言われている。ジョージ・ロメロがこの作品にインスパイアされて『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を作った。この作品が無ければ以降の全てのゾンビ作品は生まれていなかった。町山さんの「トラウマ映画館」の中にも入っている。~などの話を初めて知りました。まあカルトムービーであるというのは、冒頭の映画(まだ最近の映画です)に登場していることからも想像がつきます。ハイライトシーンで使われていたし。

気になる映画があるとすぐに見たい私なのですが、何処を探しても無く。しかしYouTubeにフルムービーがありました(英語版、字幕無し)。流石はカルトムービーです。


いやー。。。面白かった‼️オチは早めに分かってしまいましたが、ラストまでの過程が面白く全く飽きませんでした。これは真性のホラーですね。ムー的な話になってしまいますが、こういう事例は自分は体験したことは無いけれど、話では聞くのでリアルなストーリーだと思います。soulsというのは亡霊たちなのですが(IMDbでは"ghouls" =屍食鬼となっています。ゾンビですね😱)彼らが廃墟のダンスホールで踊るシーンはゴシック度マックスで最高です。そこからラストまでのシークエンスが一番の見せ場でしょう。(そこでの最後の台詞が冒頭の映画で使われています❗映画のストーリーと一部リンクしていて素晴らしい演出でした😢)

監督のハーク・ハーヴェイ(画像のゾンビのおじさん。低予算だったので自らも出演したそうです)は元はドキュメンタリーの監督で、今作が唯一のフィクション作品及び唯一の成功した作品という事実❗が何よりもミステリーな気がしました。

作品の舞台はユタ州で、亡霊たちが踊る廃墟はサルテアリゾートという施設。ハーヴェイはそこを車で通りすぎた時に今作のアイデアを思いついたという逸話が印象的です。この映画はサルテアが無ければ生まれなかったのですね。私はサルテア自体の存在を全く知りませんでしたが、wikiによると1893年に最初のサルテアが完成したとあるので、実に126年の歴史があるのですね。今作のサルテアは第二世代が舞台で、当時(閉鎖される前)世界最大のダンスホールがあったとのこと。それで亡霊たちのダンスシーンが登場する訳なのですね。だったら本当に亡霊がいても納得です。
この映画を観て思い出した話があります(完全にオカルトになりますのでご注意ください。引かないでね😅)。
私はこの話を読んだ時に思ったのは「死んでからもパーティーしたいのかいっ❗そんなにいつまでもパーティしていたいの⁉️何で‼️」と思いました😑
今作の映画の亡霊たちと共通するものを感じました。死んでからも躍っているからです(団体で❗😱)。以前夜な夜な同じ道を飛ばしているスポーツカーの幽霊の話を聞いたことがありましたが、人は死んでからも好きだったことに執着するのでしょうか?私はさっさと成仏したいです。

ムー的な話になってしまいましたが、映画の内容がそういう話だったので御勘弁ください。

オカルトは置いておいても、なかなか面白い映画だと思います。個人的にはお勧めします。それと主人公の女性の職業がパイプオルガン奏者なのですが、オルガンの音が恐怖を煽ります。


★★★★★★★

コメント

No title

> The caged pantherさん

こんばんは。

マザー!を見られるのなら全然大丈夫ですよ。私はマザー!は結構トラウマになりました。女性と子供に対する暴力描写が気分が悪くなりました。

この作品は全く流血はありませんし暴力描写も無いし、ゾンビたちも怖くないですが映画として面白いと思います。

流血はきついですね。それと私は動物を虐待するシーンが耐えられません。ハネケの映画で鶏の首を斬るシーンがあって、流血もあり酷くトラウマになりました。ハネケのはいつ見てもトラウマ系ですが。最近のはそうでもないけど。

この映画が使われている映画は『手遅れの過去』、原題はToo Lateです。

No title

こんばんは。

私は血の出る映画が苦手で、ホラー・オカルトは一切観ないのですが(「マザー!」は観ました)、この作品はいかにもカルトと言った雰囲気ですね。

ちなみにこの「恐怖の足跡」が劇中で使われた、その映画は何でしょうか?

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