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極私的エロス・恋歌1974

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1974    110分 日本

「さよならCP」の原一男が、沖縄へ向かったかつての同棲相手を追い、その生きざまを撮影したドキュメンタリー。製作は小林佐智子。
 武田美由紀は同棲相手の原一男に別れを告げ、二人の間に生まれた子供を連れて沖縄へ去る。美由紀との関わりを持つために彼女を撮影することにした原も、美由紀を追いかけて沖縄へ。米軍相手の商売をする彼女にカメラを向ける。黒人米兵の子を身籠った彼女の出産シーンなどの緊迫感ある場面の連続に、男と女の生々しさを捉えた作品。

allcinemaより

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画像はネットからお借りしました。

凄い映画でぶっ飛びました。女性たちの逞しさに圧倒されます。

自分の元カノを繋ぎ止める為に映画を撮るということからして、えー😨😱だし、その女にマイクを向けるのが現在の恋人の女性というのも凄い。自ら「沖縄の血が混じるのをやたら嫌がる奴らのガキをあえて生もうと思います」のも、その出産シーンを自分の元彼に撮影を頼むのも、シングルマザーになっても意に介さないところも全てが凄い。
自宅で出産後(見ている方もとんでもない緊張感)、赤ちゃんを見て「混血か?」と言って微笑む武田美由紀。お見事。
元彼(夫?)の妻の美由紀のアパートでの出産に立ち会う美由紀もお見事。彼女には全てを超越していく逞しさがありました。

行為中に相手を撮影することを「ハ◯撮り」と言うのですか?知りませんでした。そのシーンは短いですが彼女の表情は「生きている」(生命感が溢れている)と思いました。

武田美由紀は自ら荒波の中へ飛び込んで行っている様に見えました。安定を最重要とする私とは真逆の生き方です。でもこの時代には彼女の様な生き方をした女性は少なくなかったのかなと思いました。

バー銀座で身の上を語る熊本出身女性(美由紀の友達)の身の上話も壮絶でしたね。おそらくは根底には貧困があるのだろうと思いながら見ました。

皆様今どうなさっているのでしょうか。彼女たちのこどもたちももう50歳近いですね。美由紀さんは御存命なのでしょうか。ネットで検索してもヒットしませんが。原さんと奥さんはお元気な様ですが。
皆様の人生が幸福でありますように。

70年代の記録としてもとても貴重なものだと思います。

個人的なことですが、私は出産がうまくできなかったトラウマがあり、映画で出産シーンが出てくると辛くて仕方なかったのですが、今回正面から出産シーンを見ることができ、我ながら驚きました。随分時がたってやっとそうなれたのだなと。
勿論自宅出産で医療関係者がいない中の出産なので見ていて緊張はしましたが。たまたま無事にできたけれど逆子だったりへその緒が首に絡まっていたりしたら大変なことになりました。監督の奥さんの赤ちゃんは出産直後暫く仮死状態の様に見えた時は本当にハラハラしました。
一つ勉強になったのは胎盤は自然に出てくるとは限らないのですね。知りませんでした‼️😨
自分の時胎盤は見ていないし出てきた感覚もありませんでした。勿論病院での出産でした。 
生々しい話になりましたが、やっぱり女性は凄いです。

監督が女々しくカメラの前で泣くシーンも心に残っています。女々しいけど純粋だなと思いました。今作が初鑑賞でしたが、別作品も見たいと思いました。


★★★★★★★★




コメント

ひささん

凄い映画でした。
美由紀が内地に帰る時の船上のシーンのサントラ。加藤登紀子らしいですが、とても良かったです。

この映画は世界的に有名で外国で賞を獲ったりしている様です。
原一男という名前は聞いたことがあった気がしましたが見たことがなかったので、体験できて良かったです。

こんばんは

なんだかすごい迫力の映画のようですね。子どもたちがもう50歳近くなっているというのもスゴイ。
つくりものでない衝撃があると思いました。

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