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映像の世紀プレミアム(NHKBSプレミアム)


運命の恋人たち

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たまたま見たのですがとても面白かったです。冒頭の最古のキス映画と言われるモノクロの映像(リンク先の動画の中にもあります)、1920年代のアイヌ民族の結婚式の映像!これだけでもかなり貴重ですが、ボニー&クライド、エドワード8世とウォリス・シンプソン、グレース・ケリーとモナコ大公、ナチス宣伝大臣ゲッペルスとその妻マグダ、エルトン・ジョンとデヴィッド・ファーニッシュとこの世で最も有名と思われる世紀の恋人たちが取り上げられており、いずれも有名なストーリーだとは思いますが、実際の映像と共に語られるのでやっぱり見応えがありました。ボニ-&クライドが絶命した車の正に蜂の巣の様な弾痕はいつ見ても衝撃です。

これらのストーリーの中で知らなかったことがありました。ゲッぺルスの存在は知っていましたが、末路について。ゲッペルスと妻マグダはヒットラ-と共に絶命。そこに夫妻の6人の子供たちも一緒だったということを知りませんでした。あまりにも酷い🙇マグダの言葉。「党と総裁のいない世界では生きていけません。なので子供たちも連れていきます。」何と酷い。子供たちには子供たちの人生があった筈なのに。生き残ったとしても過酷な人生だったかもしれませんが、まだ子供だったのに。あまりにも酷い。ロマノフ王朝の終焉が脳裏に浮かびました。

もう一つ、グレース・ケリーは生涯父親に愛されなかったということを初めて知りました。大公の家族もグレース・ケリーに冷たかったということで、苦労の多い人生でしたね。「私の人生がお伽噺だということ自体がお伽噺です。」これはつまり私の人生はお伽噺には程遠かったということでしょうね。因みに私は絶世の美女と聞いて最初に思い浮かべるのは今もグレース・ケリーです。

でも色々な意味で一番胸が締め付けられるのはエドワード8世です。正に世紀の恋だと思います。


コメント

ひささん

ありがとうございます。
やっぱりNHKのドキュメンタリーは見応えがあるなあと思いました。これの前にタンザニアからの生中継で野性動物を見ていて、クロサイやライオン、フラミンゴ、それらを取り巻く絶景を見て感動していたのですが、続いて放送されたのがこの番組でした。こういうときに受信料を払っている価値があると思いますね!

ゲッぺルスは『原節子の真実』(本)にも出てきました。昭和12年にドイツで会っています。「身体は小さいが精悍で闘志に満ち満ちた方」とあります。

興味深い記事がありました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/norikospitznagel/20170325-00069100/


やはり「子供を道連れにしたことは許せません」とあります。
子供たちは生きていてもナチスの末裔として生涯非難されたとは思いますが、それでも道連れはやはり悲しすぎます。フィルムの中に子供たちの亡骸が出てきました🙇

こんばんは

ああ、これは面白そうですね。古い映像や写真は大好きなんですよ。
ちなみにゲッペルスとマグダの最後は映画「ヒトラー最期の12日間」で描かれていました。
いい番組をご覧になりましたね。

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