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森瑤子さん肉声

 
幸運なことに昨日ラジオで森瑤子さんの講演を聞く事ができました
 
 
 
 

 
1988に行われたもので森さんが47歳の時のものでした
スピーチの中で御本人も触れていましたが文壇デビューして丁度10年目のときでした
 
森さんの著書は小説よりも私はエッセイが好きで一時期よく読んでいました
国際結婚をしてお子さんが3人。主婦で母でありながら作家として成功したこと
とてもお洒落で人生を楽しんでいたこと
そして何よりも初めて読んだときから虜になった森さんの文章
 
 
全てが憧れでした
私的に「素敵でカッコいい女の人」の代名詞は森さんと作詞家の安井かずみさんです
 
偶然ですが二人はお友達だった様で森さんのお話の中に安井さんも出てきました(森さんが安井さんに憧れていて対談を申し込んだのがきっかけだそうです。安井さんは快諾した様です。
森さん曰く
「(安井さんは)とても成功しているのに全然飾らない優しい、でもyesとnoがはっきり言える素敵な人」)。
憧れの安井さんのお話まで聞けて一粒で二度美味しいとはこのことで凄く得した気分でした.。゜+.(´▽`)。+.゜+・
 
森さんの声と話し方はとても素敵でアナウンサーの様で改めて惚れ直しました
肩の力が抜けていて謙虚だけど楽しそうでキラキラ輝いていて無駄が無くシャープで興味深い題材
そんな印象でした(^o^)v
 
お話の内容は幅広く色々なこと(子供の時のこと、仕事のこと、やはり作家だったお父さんのこと、自分のお子さんたちのことetc)を話されていたのでその全ては書けませんが中から一番印象的だったお話をσ((=゚Д゚=))
以下はその箇所の森さんのお話の概要です
 
 
 
森さんは「風と共に去りぬ」が大好きでいつかこういう長編を書きたいと思っていた
でも戦争を経験していないしこの様なお話を書くのは無理と思っていた
 
ある時ある執筆が決まりそのネタ探しにシンガポールに行ったが一週間過ぎてもネタに出会えなかった(森さん曰く「引っかかってくるものがなかった」)
 
そんなとき宿泊していたホテルの関係者からとあるライターを紹介される
その人物はアメリカ人でベトナム戦争の帰還兵だった
彼は「あんなに美しかった戦争は無い」と言い森さんは驚愕した
森さんは彼の瞳の中に狂気を見た
 
森さんはその時に
「この旅はこの人に出会う為のものだったんだ」
と直感した
(戦争を経験したことが無い私がこの出会いによって生の声を聞く事ができた)
そしてこの出会いは実際に作品のインスピレーションになったそうです
 
森さん曰く
 
「執筆のインスピレーションになる物や事(人)にいつも出会わなければいけないと思っていると必ずそういう出会いがあると思っている。」
 
 
大変参考になるお話でした
 
お話は
「これからもそういういろいろな出会いを楽しみにしています。」
と結ばれていました
 
 
そしてこのお話のたった5年後に森さんは52歳の若さで亡くなりました
偶然ですが安井かずみさんも55歳で亡くなっています
お二人の共通点は多かったのでお二人はsoulmateだったのかもと勝手に思っています・・・
 
私は森さんの訃報は新聞で見たのですが後にも先にも著名人の訃報を聞いたとたん号泣したのは森さんだけでした
その位憧れていました
 
 
・・・御本人もまさかこんなに早く・・・とは予想もされていなかったと思いますがお二人の人生は本当に素敵で充実していて(もちろんご苦労や葛藤もあったと思いますが)幸せだったに違いないと思います
 
そしてこれからも永遠に憧れています
 
森さんのエッセイ久しぶりに読もうと思いました(^_^)v
 
 
因みにこのお話が放送されたのはNHKですがこういう時受信料を払っている甲斐があると思うのでした♪
正に至福の時間でした

コメント

No title

こんばんは。初めて投稿します。西アフリカのブルキナファソで、たまたまこのブログを読んで投稿しています。
森瑤子さんの声に接して、また、彼女の多くの秀逸な作品に心打たれ惹かれていること嬉しく思います。小生は与論島とは縁が深く、ブラッキンさんとは随分前に何度か交流しておりました。瑤子さんの永眠する与論島・古里(ふるさと)の地も良く知るものです。彼女が天界への階段として地に施した庵やその周囲環境を理解して始めて、彼女の心の世界の扉が一つ開かれるのではないでしょうか。
苦難も多かった彼女のこと・・・きっと今は、星のダイヤに輝く与論の空で癒しと安らぎの園に住まわれていると確信します。「うるずんの日々」(ブログ)でも少しふれておきました。
一度、是非、与論島の澄んだ夜空で瑤子様と対面する機会があることを願っています。 ロイ

No title

ぱせりさん


こんにちは
( ´∀`)


はい森さん与論島大好きでいらしたんですよね
お墓も与論島にあるんですよね
ぱせりさんもお好きなんですね
私も行ってみたいです

No title

森さんのことはよく知らなかったのですが、自分が気に入っているヨロン島を森さんも愛してらして、親しみを感じています。

No title

winnerさん


こんばんは(^-^)v

winnerさんは沢山読書されてそうですねっ(o^▽^o)
私こそお薦めの本があったら教えてほしいです(^-^)♪


森さんのエッセイはタイトルを思い出せないのですが(ごめんなさい)私が読んだエッセイは全て好きでした(≧∀≦)

ネット上でも沢山検索できますのでよろしかったら御覧になってみてくださいね♪

もし森さんの作品が新しく映画化されたりしたら私は絶対に観に行っちゃいますね~(≧∀≦)

No title

りゅうちゃん追記です!

因みに安井さんの作詞は前書いたけどジュリーの
「危険な2人」が最高に好きです(T^T)


作家と言えば水嶋ヒロさん超凄くないですかっ!?
☆(゚Д゚)☆
大賞ですものね~
彼が事務所辞めた時作家に転身とはいい御身分だ等と非難してる人沢山いたのが凄く嫌な感じだったけどこれで才能が証明された訳だから凄く嬉しくなりましたっ(≧∀≦)♪♪
気分爽快ですっ
(o^o^o)(笑)


ああいう人もう二度と現れないかも!
あの美貌、帰国子女、高学歴、サッカーもプロ並みだった、そして衝撃の文壇デビュー!!
凄すぎです!
同じ人間とは思えないよねっ!
天は幾物与えたのでしょう?
しかも天然てところが又いいですよねぇそれであの謙虚で堂々としたスピーチ!!
唯一俳優としてはあまり評価が高くない様ですがあれだけ美しければ十分ではないかと


一人で語っていてすみません(笑)

あんまり感動したので書いてみました
(^o^;)

No title

りゅうちゃん

こんばんは(^-^)v


ふと思ったのですが作家の著書はそれを手に取って読まなければ故人をはっきりと意識することは無いのかなと思いましたが例えば安井さんは作詞した曲が毎日ラジオやネット上やどこかで流れるのでその度に「この詞はやっぱり最高だなぁ~(≧∀≦)」と思われる頻度が高いのかな?なんて思いましたがどうでしょう?


でも森さんの作品は20以上ドラマ化されているそうです


夢は必ず叶わなくとも信じて努力すれば近づきますよねっ♪
p(^-^)q

No title

かみえるさん
こんばんわ。私はエッセイを読むのが好きです。
よろしければ、かみえるさんおすすめの森遥子さんの著作教えて下さい^^

No title

かみえるしゃんこんばんは(^0^)
とても素敵なお話しですね!
ソウルメイト・・・・私も読んでいてそう感じました。
信じ続ければ夢は絶対叶う・・・・そうですよね(^-^)
森さんの作品読みたくなりました♪

No title

ポコッチさん


こんにちは(^-^)v


森さんは子供の頃ヴァイオリンを習っていたけどそれがとても嫌で子供の時から「作家になりたい」と思っていたそうです


「信じ続ければ夢は絶対叶う」
と言っていました
p(^-^)q

No title

今度読んでみます。興味が出るお話です。
こんな女性になりたいです。
こんな女性がいるこたが分っただけでも素敵。

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kamieru

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かみえるです☺️🌷
三匹のにゃんずと地味に暮らしています。
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