アンカットダイヤモンド
- 2020/03/12
- 21:54

2019 135分 アメリカ
Netflixより
海外の映画サイトで高評価だったので見たいと思っていたのですが、Netflixにあったので見ました。
初めから最後まで穏やかではない映画です。登場人物たちがいつもどなっている。口を開けばf××kingという言葉、その他汚い言葉が出てくる。流血もある。扇情的なサントラも含めとにかく精神を逆撫でする映画ですね。評価は好きな人は10点満点で駄目な人は1点になっているという映画です。
ハワード(アダム・サンドラー)が完全に性格(人格)が破綻している男の役でアダムのそのなりきりぶりは凄い😮でも現実的には有り得なさすぎる。よくこんなんで今まで商売やってきたなとこれを見た人なら皆思うのではという壊れぶりです。ギャンブル中毒でバスケットの試合に賭けるのが生き甲斐。その賭けかたが尋常ではない。
ある時オパールの原石を手に入れたハワード(上画像。因みにこれはダイヤモンドではなくてオパールです。なので邦題はおかしい。原題はジェムズなのでそのままジェムズでいいのに。)はそれを競売にかけて儲けようと企む。ところが石に一目惚れしたハワードの知り合いのNBA選手が彼の指輪と引き換えに石を持っていってしまう。そこから事態は輪をかけてやっかいなことになる。NBA選手の指輪をすぐに借金の形にして賭けに興じるハワードの駄目男ぶりに驚愕😨完全に破滅に向かうとしか思えないジェットコースタームービーです。そもそもこれから競売にかけるものを人に貸すなんて有り得ないし、それ以外もハワードのやることなすこと全てが有り得なさすぎてリアリティに欠ける。でもだから映画なんだ、そこが面白いと言う人は10点をつけるのでしょう。好きな人は好きだろうなとは思いますが、私は有り得なさすぎて引いてしまった。確かにクライマックスシーンは一体どうなるのかというドキドキ感はあった。が、結末も何とも言えないところも含めてちょっと(大分)無理矢理感があったかなあ。見ていて気持ちのいい作品ではないことは確かです。あの後どうなったのかというのは気になりますが。
ぶっ飛んでるのが好きな人にはお勧めかもしれません。ウィークエンド(ミュージシャン)とケビン・ガーネット(元NBA選手)が本人役で出演。
★★