あの頃の胸キュン😢💘✨
- 2020/05/16
- 19:25

昨日ネットで映画を見ていた時に紡木たくの世界観を想起しました。
私は紡木たくは80年代にマーガレット誌上でリアルタイムで読み、胸キュンしていました。
紡木たくと言えば近年『ホットロード』が映画化された時に、そりゃそうでしょ。紡木たくの世界観は永遠だもの。と、対して知りもしないのに思いました(因みに未見😅)。無念キュンと言えばいくえみ綾の作品も幾つか映像化されていますが、両者は共に1964年生まれだと知りました。昔から知っている人の作品が映像化されて世に広まるのは嬉しいですよね。
で、紡木たくですが今手元に作品が一つも残っていません。全作品は読んでいませんが、個人的にとても印象的だった作品があり、タイトルを覚えていなくて、あれは何だったかなあと調べましたが分かりませんでした。それで電子書籍で探してサンプルを読んで、もしかしてこれかなと買ってみたのが上画像(みんなで卒業を歌おう)でした。
因みに結構長く生きていますが、電子書籍で漫画を買ったのは生まれて初めてでした(ポイントで買いました☺️映画以外にポイントを使ったのも初めてです)。因みに408円(408ポイント)でした。408ポイントは自分にとっては結構大きいです。そのポイントで見られる映画もありますし。でもたまには漫画もいいかも💡
結果私が探していた作品とは違いましたが、良かったです😌✨こちらには3作品収録されており、タイトル作品の「みんなで~」は昔読んだ様で、なっちゃん(主人公の男の子)が視聴覚室でラストライブを演るシーンでうっすら記憶が甦りました。視聴覚室の抜き打ちライブ。鍵をかけて先生が入れない様にして大盛り上がり。でもライブの途中から皆号泣。私も泣きました😭
他2作(「これからも ずっと」「うまくいえない」)も良かったです。読んでいたらとうの昔に何処かに置いてきた胸キュンが甦りました😣自分もこんな時あったなあと(かなり遠い目😑)。
内容が完全に昭和なのが良かったです。男の子はチェッカーズカット。全体も殆ど藤井郁弥。特に「うまくいえない」の男の子はほぼ藤井郁弥。女の子は殆ど聖子ちゃんの雰囲気(ふわふわヘア!)。スケバンの子は違うけどやっぱり昭和ヘアだった。一番時代を感じたのは女の子の制服のスカートが長いこと。セブンイレブンの店構えも昭和のそれで懐かしすぎました。
「これからも ずっと」と「うまくいえない」は初めて読みましたが、「うまくいえない」は主人公の女の子が大学生だったのでちょっとびっくりした。大学生が主人公の話があると知らなかったので。その女の子の元彼の高校生の男の子が原宿のホコ天で踊る話で、女の子の方はディスコに行っていたので、本当にザ・昭和で切なかったです😢
さっき忘れていた胸キュンが甦ったと書きましたが、それは本当にそうだったのだけど、反面(劇中の人々を見て)どうしてこんなにセンチメンタルになれるのかなあと違和感を感じるおばさんの自分もいました。おばさんだから仕方ないね(苦笑)
いつもネットでもTVでも映画ばかり見ているので、漫画を読むのは新鮮で楽しかったです☺️でも結構お金もかかかるのでたまにかなあ。
因みに本作は1986年発表の作品だそうです。34年前ですね。もうここに出てくる人たちもアラフィフですね。どんなおじさんおばさんになっているのでしょうか。『これからも ずっと』は中学生の話でしたが、仲間たちがスケバンの女の子の家にたむろしていました。終盤でその女の子が言うのです。
「あたし来年結婚するから」
そうして皆離れて大人になっていくのだなと。
みんなでたむろしてる頃って(私はそういうのは無かったですが)短い間ですよね。息子を思い出しました。小学生の頃から社会に出てもいつも地元の友達とつるんでいましたが、結婚したら完全にマイホームどっぷりの男になりました。あの青春時代は何だったのかと思うほど。仲良しだった子も引っ越したり、つきあいが無くなったりした人もいた様です。今でも数人とは繋がっているみたいですが。
「これからもずっと」というのはこれかもずっと一緒に遊ぼうねという意味なのですが、なかなかそうはいかないことを暗示しているところが切なかったです。