泣きたい私は猫をかぶる
- 2020/06/30
- 20:02

2020 104分 日本
Netflixより
この作品のTVCMを見て存在を知り、太郎(猫)が可愛かったので見ました。
Netflixで全世界へ独占配信されています。当初は劇場公開予定だったのが中止になり、Netflixが良い金額で契約してくれてNetflix独占公開になったそうです。Netflix素晴らしい‼️👏Netflixって本当にお金持ちなんですね。
YouTubeのトレイラー動画には日本のアニメファンの海外の人からの英語のコメントが結構ありました。
世間の声は劇場で観たかったという声が多いですが、逆にネット配信でなければ観ていなかったという声もあり私は後者です。アニメは主食ではありませんが、ヒクドラの超大ファンで、アナ雪も公開初日に観に行った私はアニメも普通に見ます。でも劇場だったら多分見れていないのでNetflixで配信してくれて良かったです。
親子(家族)、友情、恋愛、ファンタジーの要素で構成されているアニメです。
ストーリーはよくある話でしたが良い話でしたしやっぱり太郎が最高に可愛かったので楽しんで見れました。太郎は猫好きにはたまりませんね。
それと街の景色(愛知県常滑市がモデルらしいです)がとても魅力的でした。
タイプ的にはほぼジブリですね。空を飛ぶ大きなお化けの猫(お面屋)はトトロの妖怪版という気がしたし(全然違うとジブリファンに怒られそう💦因みにお面屋はいでたちが中尾彬なので(首に巻物のおじさん)声も一瞬御本人かと思ってしまったが山寺宏一さんでした💧)、猫島のモノレール?は猫バスを想起しました。
太郎は凄く可愛かったけど人物(人間)は特に感銘を受けなかった。ドリームワークスの描く人物の方が好きだなあ。でも背景(風景)は素晴らしいと思う。時々写真⁉️と見紛う描写もありました。
特筆すべきは志田未来さんのパフォーマンス。むげ(主役の女の子)と太郎両方やっているそうですが、両方声優さんかと思いました。それとヨルシカさんの音楽❗感動しました😭💘
ストーリー上で一つ不自然だったのは日之出がむげの手紙についた悪態。理解不能。彼が取る行動とは思えないのでストーリーを盛り上げる為の無理矢理感がありました。
何でも当初はむげは太郎(猫)になったまま人間に戻らず、10年後猫生をまっとうするというお話だったそうで、その方が感動的で良かったという意見が複数あることにちょっと驚きました。分かりますが、でもそれって悲しくないですか?😢💔
嵐のあの人が出ていたあの映画を思い出しました。物凄く切ない話でしたね。特に記憶が失くなるところ。猫と人間は寿命が違うというテーマが入っているところが共通していました。本作のお面屋も人間の寿命をもらおうとしていました。
ヒクドラが完結して燃え尽き症候群状態でしばらくアニメを見ていませんでしたが、アニメもたまに見ると面白いなと思いました。太郎可愛すぎ。
★★★★★