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僕はイエス様が嫌い

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2019   76分 日本

これが長編デビューとなる弱冠22歳の奥山大史監督が大学在学中に撮り上げたインディーズ作品ながら、サンセバスチャン国際映画祭で最優秀新人監督賞を史上最年少受賞するなど、海外の映画祭で高い評価を受けた思春期ドラマ。主演は本作が映画初主演の佐藤結良。共演にチャド・マレーン、佐伯日菜子。
 祖父が亡くなり、一人になった祖母と暮らすために両親とともに雪深い地方に引っ越し、ミッション系の小学校へ転校した
少年ユラ。しかしクラスメイトが神様に真剣に祈りを捧げる姿に違和感を覚える。ある日、そんな彼の前に小さなイエス様が姿を現わす。ユラがその不思議なイエス様に“友だちがほしい”と祈りを捧げたところ、本当に和馬という大切な友だちができた。その後も次々と願いが叶い、神様を信じ始めるユラだったが…。

allcinemaより

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山間のミッションスクールに転校してきたユラは間もなく小さなイエス様が見えるようになった。友達が欲しいとイエス様にお願いしたら和馬という友達ができた。二人は仲良しになって沢山遊ぶ。前半はその描写がずっと続いて飽きる。
平和に仲良く遊ぶ2人を見ていて悲しい予感。これからきっと何かが起きる(突然和馬が転校しちゃうとか?)。案の定びっくりすることが起きた。そこから物語はとても面白くなった。

ミッションスクールに馴染みが無いのでその光景が興味深かった。ずっと首都圏に育ったので雪の上でサッカーをする風景も珍しかった。寒いところでも学校で動物を飼っているんだね🐔👀雪の上の鳥が寒そうだった。
スマホやPCやプレステなどが一切出てこず、ユラと和馬は人生ゲームをやっていたし、お祖母ちゃんの家もお風呂はタイルで昭和の家の感じだったので、これは昭和のお話?と思ってしまいました。全体も懐かしい感じで今どきの邦画には無い雰囲気でした。特に印象的だったのは引きの絵が多く人物が遠くて小さい。どアップなんて一つも無いのが良かった。出演者も和馬のお母さん以外は皆知らない人で新鮮だった。
イエス様はいつも凄く小さいからよく見てないと何処にいるのか見失う時もある😅イエス様だから金色の光に包まれたり消えたり浮いたりするけど一貫してコミカルで荘厳さは無い。監督はきっと無神論者かも。イエス様が何故あんなにコミカルでなければならなかったのかというのがよく分からなかった。ユラ視点ということでしょうか。ちょっと違うのではと思うのですが。『神様メール』のイエス様(あのイエス様もコミカルだった)を思い出しました。

最後に「若くして亡くなった友だちに捧げる」と字幕で出たのを見て、それがこの作品の描いていることなのだと思いました。つまりこれは監督の私的作品だと思います。そこも評価の分かれるところかもしれませんね。私は傑作とは思わないけど個性的でユニークな作品だと思います。

あるシーンでちゃんとお祈りをしないユラに担任の先生が言った言葉(ユラを責める言葉)がずっと引っかかっています。あれは違うと思う。

海外の映画祭で最優秀新人監督賞と最優秀撮影賞を受賞している様ですが、最優秀撮影賞を2つ受賞しているというところに着目しました。こういう映像はヨーロッパの人も好きなんだなと。

★★★★★

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