パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会

2010　 93分　アメリカ

予測不能の展開がサンダンス映画祭で評判を呼んだオーストラリア出身の新人監督ニック・トムネイによるクライム・サスペンス。警察に追われる銀行強盗犯のジョンは、高級住宅地の豪邸に逃げ込む。そこの主人ウォーウィックを騙してまんまと家の中へと入り込んだジョン。一方、今夜も友人を招いてパーティを開く予定のウォーウィック。思いがけない客人の登場にも、“完璧なホスト”にこだわる彼は温かくもてなすことに。やがて、強盗犯であることがバレたジョンは、包丁をふりかざしてウォーウィックを脅し始めるが…。

from allcinema

☆雰囲気ネタバレあるかも☆

これずっと見たかったんですよね～
レヴューを見ると結構不評なんだけど何故？？私は凄く面白かったけどなぁ
海外のレヴュー見ると好評ですよ
二転三転する展開で最後まで飽きないところは『ソウ』に通じる面白さがあったけどなぁ
確かに初めて『ソウ』を見た時の様な衝撃とは違うけど（ああいう衝撃はなかなか無いよね）
あの『ソウ』シリーズのプロデューサー作品ということや『ソウ』（一番最初のやつ）のあのうつぶせおじさんを思わせるような一番上の写真からあの世界を想像、期待して肩透かしを食らった人が多かったのかなと
私はソウ関係のスタッフ絡みと初めから知ってたけど別にがっかりしませんでした
私も『ソウ』は大好きだけど（３作目で既に飽きたけど。殺人展覧会みたいになっちゃって爆）同じような作品作ってもつまらないと思うしプロデューサーも違うテイストのものをやりたかったんじゃないかな？
だからちょっと（大分？）ゆる系にしたのかも？
私はそのゆるさが好きでしたね

確かにタイトルから展開は読めちゃうけどふ～んそうなんだぁ～と思ってワンクッション置いたその先にあるオチが意外で面白い(^o^)
でも個人的に一番ウケたのはウォーウィックの正体！！（笑）
素晴らしい豪邸に住んでるので「実業家だよね？何をしてこんな儲けたの？ギャングだったりして。それとも資産家の御子息？」とか色々思ってけどえ～～～そう来るんですかぁぁぁ(＠O＠;)みたいな
もちろん彼のサイコぶりも良かった

でも彼の行動には理解できない所がいくつかあったな～
特にあの職業でそれって(?_?)という・・・（まぁ半コメディ
系だからいっか）
あと今夜の（一番新しい）晩餐会はどうなるのかも知りたかった


ハイライトシーン最高だったなぁ♪
ウォーウィックの鼻歌でも歌いだしそうな得意な表情、リズミカルな足取り、それに続く取り巻き（コスプレ含め♪）超最高です（笑）
なんかあのシーンの空気はどちらかと言うと『プリシラ』や『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を私は思い出してしまうの(^_^;)（全然違うじゃんと突っ込まないでね）
だってミュージカルぽいから

で、レヴューで誰も触れてないんだけど音楽（洋楽）ファンは「ん？！」と思うと思うんだけどヘレン・レディが出ているのです
クレジットに

ａｎｄ　Ｈｅｌｅｎ　Ｒｅｄｄｙ

と出たのを見て「あのヘレン・レディ？」と
と言っても私も詳しくは知らないけどこの名前を覚えている人も多いんじゃないかな？
でも劇中の何処にいるのか全然分からなくて？？(?_?)？？と思ってもう一度見返してみたらなるほど～
エホバの・・・あそこにいた御婦人なんですね

この人って歌手として記憶してましたけど女優でもあるんですね
知りませんでした～
でも出演作品は少ないみたいです

因みにこの作品私は吹き替えを最初に見て後から日本語字幕で見たのですが吹き替えって元から好きじゃないからあまり見ないんだけどこの作品の場合ウォーウィックの声をやってる声優さんがハマっていてとても良くウォーウィックのサイコぶりが本人の声で見るより際立って感じてしまいました！！
なのでできる方は吹き替えと素の本人と両方で体験するとより楽しいのではないか思います
お勧めです♪

あとジョンが盗んだお金の行方だけど多分近い将来又違う場所へ行くんじゃないかな～と個人的には思いました

お金の行方って言えばやはり予測不能系クライム作品の『40』
これも大金が絡む話なんですがこのお金が最後に行き着く場所が最高だなぁと思う
これを見た時は「こう来なくっちゃだよね～♪」と思ったなぁ
この作品お気に入りなんです
面白いのでお勧めです♪


因みにＢＳとＤＶＤで見たのですがＴＶの方がＤＶＤより１００倍画質が綺麗でこうも違うのかな～といつも思う
色も全然違うし
ｗｏｗｏｗは本当に画質が綺麗といつも思う





ＴＶ（ＢＳ）（吹き替え）とＤＶＤ（日本語字幕）にて
☆☆☆☆☆☆☆☆