透明人間

2020   　125分　アメリカ

「ソウ」シリーズの脚本に加え、「インシディアス　序章」と「アップグレード」では監督業にも進出し、その手腕を高く評価されているリー・ワネルが監督・脚本を務め、ユニバーサル映画のクラシック・キャラクターを現代に甦らせて贈る戦慄のサイコ・スリラー。恋人のＤＶから逃れたヒロインが、見えない恋人の気配に怯えて次第に精神的に追い込まれていく恐怖の顛末を描く。主演は「ハンドメイズ・テイル／侍女の物語」のエリザベス・モス。共演にオルディス・ホッジ、オリヴァー・ジャクソン＝コーエン。
　富豪で天才科学者の恋人エイドリアンの度を越した束縛に恐怖を抱き苦悩を深めるセシリア。ある夜、ついに彼の豪邸からの脱出に成功した彼女は、妹の恋人の家に身を隠す。やがて、失意のエイドリアンが手首を切って自殺し、莫大な財産の一部がセシリアに残されたとの知らせを受ける。ようやく安堵したのも束の間、そんな彼女の周りで不可解な現象が起こり始め、次第に死んだはずのエイドリアンの存在を確信し始めるセシリアだったが…。

allcinemaより

　

宇多丸さんが去年のベスト10ムービーに挙げていた作品で、上映時から評価は分かれていた作品の様ですが、私は面白かったです。動画配信サイトでポイントで見たのですが、久しぶりにポイントを有意義に使ったと思いました☺️

透明人間と名の付く映画はおそらく人生で初めて見たので他作品との比較はできませんが、本作は現代のモダンな透明人間という印象でした。

目に見えないけれどそこにいるというだけで怖いのに、本作の透明人間がストーカー気質でサイコ系なのでより一層怖かったです😣とても狂暴な透明人間で見ていて恐怖でした(((( ；ﾟДﾟ)))

セシリアが屋根裏を探るシーンはヒンターカイフェック事件を思い出してしまいました😣反面包丁が宙に浮いているシーンなどは何故かコミカルに感じてしまいました。ちょっと無理があるかなあと思うシーンもありましたが(ラストシーンなど)最初から最後まで飽きずに見れたし色々な💀サプライズ💀があって楽しませてもらいました。

すぐそこにある恐怖の実態が掴めないというところが最初の「ソウ」に通じるかも💡とりあえずゼウス(犬)が無事で良かったね。

ゼウスを見てたら『アングスト』を思い出しました。あれは犬のシーンが印象的だったので。

結局誰が犯人だったのかということは分からないのですがセシリア説はかなり無理があると思う。

個人的には『ミッド・サマー』よりずっと面白かったです。

★★★★★★★