1964 95分 アメリカ
ヘミングウェイの短編小説をベースにしたハードボイルド・アクション(「殺人者」に次ぐ2度目の映像化)。殺し屋のチャーリーは、ギャングの金を奪って逃げた、元レーサーの殺害を依頼される。任務を果たした後、チャーリーは奪われた金を横取りしようとするが……。D・シーゲルのタイトな演出がはまった一編。元々はTV用に作られた初めての作品(TVムービー第1号)だったが、その強烈な暴力描写のため劇場作品となった。大根俳優出身のレーガン元大統領が出演したなかではもっとも優れた映画であろう。from allcinema
ぶっちぎりで面白かったです♪♪(^○^)♪♪今年見た中で一番面白かったかも☆☆
これだからクライムサスペンスはやめられませんね
とにかく役者が素晴らしい。それだけで満腹です
特に殺し屋が秀逸です。こういう作品は殺し屋が肝ですね!!ジョニー・トー作品も殺し屋に痺れました
最近見た殺し屋関係では『
メカニック』(ブロンソンの方ね)以来の感動です
あとガンアクション関係では
3:10 TO YUMA以来の感動です
今作は殺し屋(リー・マーヴィン、クルー・ギャラガー)が最高の一言につきますが悪女に翻弄されるレーサージョニー役のまだ若き日のジョン・カサベテス(30代の時作品、悪女役のアンジー・ディッキンソンも素晴らしい
アンジー・ディッキンソン演じる悪女シーラは年齢的には微妙でしたが抜群のプロポーション、大胆不敵な微笑み、鮮やかな立ち居振る舞いでジョニーを秒殺
正にその道のプロという感じで適役でしたね
ジョニーの元相棒メカニック役のクロード・エイキンスも名脇役で良かった
そして私は初めて役者ロナルド・レーガンの演技(悪役で出演)を見ました
周りが素晴らしいので霞みますがこの人って顔がこういう悪役(表面上はいい人だけど実は悪い奴)に向いてると思うので(いつも表面的な笑顔を浮かべているというイメージ)悪くなかったんじゃないかと思います
ストーリーもシンプルで分かりやすいし役者がいいから最後まで飽きないし言うこと無かったなぁ
好きなシーンはジョニーとシーラのロマンスも良かったけど(ゴーカートに乗るシーンのシーラのハイテンションぶりがいい笑)個人的にはジョニーが抵抗せずに逝ったのが解せずそのことを車中で訝るチャーリーがクールで(流石プロ!)印象的でした
そろそろ大金もらって引退したいとか言ってるところも現実的でリアルだった
これってオリジナルは1946でこれはリメイクなんですね
是非そちらの方も見てみたいです
因みに年末にイマジカでドン・シーゲル特集があるので見ようと思っています
(既に見てる作品もありましたが)
今作は全ての映画ファンにお勧めです(^-^)
TV(BS)にて
☆☆☆☆☆☆☆☆☆