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ダブル・サスペクツ

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2019   120分  フランス

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UNEXTより

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原題は『ルーベ ー筋の光』という意味だそうです。
期待して見ましたが映画としては特に面白くなかったです。
冒頭に劇中の事件は全て実際にあったことと字幕で出ました。
上の解説の通り治安が悪い街ということは伝わりました。
本作のメインの事件は殺人事件です。他に放火、婦女暴行事件が出てきますが特に婦女暴行事件はメインの事件とは関係がないので散漫な印象です。
見所は主演の二人の女性(レア・セドゥ、サラ・フォレスティエ。殺人事件の容疑者)への取り調べです。警察署長(ロシュディ・ゼム)は二人が犯人だと確信します。追い詰められていつ落ちるのか。。。というところですね。しかし二人の供述は最後まですれ違う。羅生門の様です。

容疑者二人が貧困層。警察署長はアフリカからの移民で、家族はアフリカに帰ったが自分はルーベに残っている(育ったところだから離れられないらしい)。また新しくルーベに赴任してきた警察官の男性が厳しい現状に苦しみながら、神に祈りながら日々任務に向き合っている。殺人事件の被害者の女性は高齢の独り暮らし。各々の背景を鑑みながら全体を見るとより興味深いのではないかと思いました。署長役のロシュディ・ゼムが渋くて素敵です。敏腕で人情味もある男を好演(野良猫にミルクをあげているシーンが良い)。

上の見所の冒頭『あの頃エッフェル塔で』は正しくは『あの頃エッフェル塔の下で』です。私の大好きな作品です。本作を見て思いましたがデプレシャンはミステリー(本作の様な作風)は向かないと思いました。駄作ではないかもしれないが中途半端だったし面白くなかったので。


★★★





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