花束みたいな恋をした
- 2021/02/26
- 00:12

2020 124分 日本
「東京ラブストーリー」「カルテット」の人気脚本家・坂元裕二がオリジナル脚本を手掛け、「ナラタージュ」の有村架純と「あゝ、荒野」の菅田将暉が主演した純愛ラブストーリー。偶然の出会いから恋に落ちた若い男女の5年にわたる甘く切ない恋の行方を繊細かつ等身大の筆致で綴る。監督は坂元裕二とは「カルテット」に続いてのタッグとなる「涙そうそう」「罪の声」の土井裕泰。
京王線の明大前駅で終電を逃し偶然に出会った大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画などがことごとく一緒で、たちまち恋に落ちた2人。卒業後はフリーターをしながら同棲を始める。お気に入りのパン屋を見つけ、拾った猫に名前を付ける。2人で一緒に楽しい日々を送り、そんな生活を守っていきたいと就職活動にも励む2人だったが…。
allcinemaより
今年初めて映画館に行きました。メンズデーなのであまり入っていないかなと思いましたが、男女ともに結構入っていました。
あまり期待していませんでしたがとても良かったです。泣きました😢私の近くで観ていた女性たちも泣いていました。
この映画の様な経験をした人は沢山いると思うのでこの映画を通して過去の自分と照らし合わせて遠い目(  ̄- ̄)になった人は沢山いるのではないでしょうか。私はこういう経験は無かったので、ある人は羨ましいです。この二人を見ながら頭に浮かんだフレーズがありました。それはユーミンの曲の一節。
「(あてもなく歩くこの街も)去る日は涙が出るわ」😢✨
★以下ネタバレ注意★
冒頭でこの二人は結ばれなかったということが示されます。以降二人の出会いから別れ、そして冒頭のシーン(現在)に戻るという内容です。
ラブラブだった2人もお互い就職してからすれ違いが生じて上手くいかなくなります。私が違和感を感じたのは麦が就職してからいきなり現実的になってしまったこと。漫画や本やゲームが大好きだったのに興味を失くしてしまい。それが極端だったので違和感がありました。絹は大人になりきれなかったのではない。ちゃんと仕事してたし。彼女は好きなことを楽しむことをやめなかっただけ。でもそうなると二人が上手くいかないのは仕方ないのも分かりますね。
感心したのは二人はつきあって5年目に別れたのですが、そんなに短い期間ではないので未練はあるし、嫌いになった訳ではないのでなあなあで結婚するというパターンもあるかと思いますが、二人はそうせずに別れを決断したこと。賢明ですね。そして現在はお互いに新しいお相手がいたし、街で偶然再会しても結構さばさばだったのでやっぱり別れて良かったのだなと。
二人とも幸せになってほしいですね。
同棲の話で最近見たのは『劇場』。これは重くて悲しい話だったので本作はそういう話ではなかったのは救われました。
でも本作は二人とも若かったからいいけど、これがアラフォーとかもっと上だと色んな意味で厳しいかなあ。若いって素晴らしいですね。典型的なおばさん発言をしていますが(笑)
猫好きなのでどうしても触れたいのですが。バロン可愛かったなあ。いいなあ黒猫。黒猫欲しい😢💘黒猫と茶トラが欲しいの😣
バロンのマスコット買いたかった。
よく別れるときにペットのことでも揉めるって聞きますよね。この二人はその点も円満で良かったですね。でも絹は猫を見る度にバロンを思い出すかな。暫くはね。
二人が夜の街を歩いているシーンで、ふとリカとカンチを思い出したんです。同じ人の脚本だと後から知りました。
オフィシャルサイトのグッズコーナーでこんなのがありました。
冒頭のジャケットで二人がしているマフラー。
スニーカーつきのところがミソですね。泣ける😭
劇中でスニーカーがカメラに抜かれるシーンで、🎵あのスニーカーはもう捨てたかい🎵(虹とスニーカーの頃)が脳内にこだましてしまいました。
イラストもとても素敵でした‼️やっぱり泣ける😭
映画館てやっぱりいいですね。久しぶりに映画館時間を楽しみました☺️✨
★★★★★★★★