アンタッチャブル
- 2021/04/16
- 13:14

1987 120分 アメリカ
名作TVシリーズ「アンタッチャブル」をパラマウント映画が創立75周年記念として映画化した大作。財務省の捜査官エリオット・ネスが3人の仲間と共にアル・カポネ摘発に乗り出す。30年代のシカゴを見事に再現した美術、鮮烈なモリコーネの音楽、個性的な役者の顔ぶれとどれをとっても一級の作品だが、独特のスタイルを崩さない上で娯楽作品に徹したデ・パルマの正攻法の演出と力量も凄い。
allcinemaより
(長い前置き😅)いつかちゃんと見たいと思い続けて30数年。デ・ニーロがアル・カポネを演じている。それ以外は何も知らず。でも名作の誉が高いのでずっと見たいと思っていた。そしたら何と『午前十時の映画祭』で上映されているではないですか!しかも最寄りの館で!✨午前十時の映画祭✨は存在は知っていて、いつか観たかったが田舎に住んでいるもので今までまったく縁が無かった。今回、え⁉️こんな田舎でもやってくれるんだ⁉️これを逃す手は無い❗✊🔥と思っていましたが具合が悪くてずっと行けず😥比較的体調が戻った日、上映終了間際に滑り込みで鑑賞できました❗ラッキー😃💕
オープニングクレジットの陰影にフォーカスした映像に端から痺れる。何てカッコいいんだっ🥺音楽も素晴らしすぎる。a brian de palma filmのクレジットで、デ・パルマ作品と初めて知る(そんなことも知らなくてごめんなさい😅)、へぇーケビン・コスナーが出てるんだ。衣装はアルマーニなんだね👔✨(云々)。続いて冒頭のあの俯瞰シーン。何て素晴らしい😢💘久しぶりに超クールなオープニングを観ました。あれを映画館のスクリーンで観れただけでも貴重でした。行って良かった😢✨一触即発(床屋の凍りついた表情)は何が起こるのかととても恐ろしかった😨女の子のシーンは予想はついたが辛かった。以降前半は物語がスローに進んだので若干退屈だったが見事なセットやワードローブ、音楽を楽しんだ。
てっきりデ・ニーロが主役かと思っていたのでそうではないということを初めて知った。ケビン・コスナーが若くてハンサムでびっくり。デ・ニーロは存在感はあったが出番も台詞も少なめで意外だった。ショーン・コネリーが登場した時この人はもうこの世にいないのだとしみじみした。本作を観て本当に存在感のある俳優だったなあと改めて。アンディ・ガルシアも良かった。ストーン(アンディ・ガルシア)とマローン(ショーン・コネリー)が初めて会ったとき「嘘つきのイタリア人」「アイルランドの○○野郎」とやりあうシーンが好きだった😆
個人的なハイライトはやっぱり駅のシーン。アングルの魔術師デ・パルマの真骨頂ではと。ベビーカーを使った演出がクラシカルで良かったなあ。最初から最後まで臨場感があった。あそこをまたスクリーンで観るためにあと3回くらい映画館に行きたかったなあ。
会計士がマフィア相手に現場で銃を撃ちまくったり😮、ライフルで蜂の巣にされて普通は即死だけど、動いたり話したりするという有り得ない演出もエンターテインメントに重きを置いた作品ということで良いのかなと(気になったけど😅)。西部劇を思わせるシーンは楽しかった☺️✨
原作のTVシリーズのクレジットがエンドロールの終わりのところで出てきて、そこのwrriten byのところに「エリオット・ネス」(コスナーが演じた人物)の名が有るのを見て驚愕( ゚Д゚)
実在の人物❗ということはこれは実話ベースなんだっ⁉️あーびっくりしたー。勉強になりました。
あとこの人凄くニヒルでカッコ良かった。カポネのところの殺し屋。
因みに私はデ・パルマ作品は見た中では、『ファントム・オブ・パラダイス』『ミッドナイトクロス』『殺しのドレス』『レイジング・ケイン』が忘れられません。アンタッチャブルを観たあとでもそれは変わりません。個人的にはスコセッシより好きですね。
最後にもう一度。
観れて良かった‼️🙌💙❤️💜
★★★★★★★