
暴力描写がきついんだろうなあと見るのを迷いましたが、絶対に面白いに違いないと直観して見ました。やはりグログロでゲロゲロでしたが😣最高に可笑しくて何度も爆笑させてもらいました。上の解説の通りユーモアセンスが無ければとてもじゃないけど見られない作品ですが、極限状態を血飛沫と爆笑で見るのが大丈夫な方にはお勧めします。私はゲログロ部分がきついのでもう一度は見れないけれど沢山笑えたので見たのは後悔していません。
スローモーション、クロースアップなどの使い方がとてもスタイリッシュでコミカルです。私はサントラ(まずい状況にコミカルな曲)だけでもかなり笑わせてもらいました。お笑いのセンスは分かりやすいし最高です。登場人物のキャラもそれぞれ笑えます。スキンヘッドの悪徳警官のキャラなんて本当に如何にもでハマりすぎ🤣個人的に凄く面白かったのがその悪徳警官の元へ乗り込んでいく青年が不死身の人の設定のところ。それを彼が子供の頃のエピソードも交えて描くシーンが物凄く面白い。でも悪徳警官にドリルで足に穴を開けられたりするので😨これが現実なら多分出血多量で死んでいるのでそこはやっぱりコメディということで大目に見てください😅(笑)
興味深かったのは『朝日のあたる家』。エンドロールで使われていたのですが先日見た『ニューヨーク 親切なロシア料理店』の中でも登場しました。舞台のロシア料理店の中でバンドがロシア語で歌っていました。これはロシア発祥の曲?と思いましたがそうではないらしい。
>「朝日のあたる家」(あさひのあたるいえ、英: The House of the Rising Sun)は、アメリカ合衆国の伝統的なフォーク・ソング。
“Rising Sun Blues”とも呼称される。娼婦に身を落とした女性が半生を懺悔する歌で、暗い情念に満ちた旋律によって注目された。"The House of the Rising Sun" とは、19世紀に実在した娼館、または刑務所のことを指すという説があるが、確証はない。「朝日楼 / 朝日樓」とも表記する。(wikiより)
なるほど。悲哀を象徴するには最適な曲なのですね。この曲は昔から知っていますが娼婦が懺悔する曲ということを初めて知りました。
こうして映画から色々なことを教えてもらっています☺️
作品のレビューではタランティーノスタイルであるという言葉が一番多いです。私はタランティーノは特に好きではないし、特徴も語れる程知りませんが、暴力描写が多くオフビートであるという意味でしょうね。因みに本作はストーリーは分かりやすいし落ち(事件が起きた理由)も早めに分かりましたが、最終的な結末は分かりませんでした。でも納得の結末だったしそこにもユーモアを感じました。面白かったです。グロすぎなければ満点。
★★★★★★★★☆