
2021 アメリカ 132分
「アベンジャーズ/エンドゲーム」のマーベル・スタジオが、カンフーを使いこなすスーパーヒーロー“シャン・チー”を主人公に贈るアクション・アドベンチャー大作。平凡なホテルマンとしてひっそりと暮らしていたシャン・チーが、世界の危機に直面し、宿命の敵となった父に立ち向かっていく姿を、マーシャル・アーツを取り入れた新機軸のバトル・アクション満載に描き出す。主演は中国系カナダ人俳優のシム・リウ。共演にオークワフィナ、ミシェル・ヨー、トニー・レオン。監督は「ショート・ターム」「黒い司法 0%からの奇跡」のデスティン・ダニエル・クレットン。
アメリカ・サンフランシスコ。平凡なホテルマンとして暮らしているシャン・チーだったが、彼には犯罪組織を率いる父から最強の武術を教え込まれた過去があった。しかし組織の後継者となる運命を拒絶し、父と袂を分かつと、自ら力を封印してひっそりと生きていた。やがて悪に染まった父が伝説の腕輪“テン・リングス”を操り世界を脅かすとき、封印していた力を解き放ち、宿命の敵となった父に立ち向かっていくシャン・チーだったが…。
allcinemaより
私の主食のタイプではないということを始めに申し上げます。どれがマーべルでどれがそうじゃないのかというのがあまり分かっていない私ですが、この手の作品を映画館で観たのは
俺ちゃん以来です。個人的には俺ちゃんの方がずっと面白かったですね。俺ちゃんはシュールだしぶっ飛んでた。本作は悪くはないのだと思いますが全てが定石通りと言いますか、新鮮味が無かったです。全て何処かで見たような感じ。主演の人は初めて見たけどあまり印象に残らない(ごめんなさい)。花(華)の無いところが逆に良いのかな。ミシェル・ヨーとオークワフィナの組み合わせも有りがちですね。ミシェル・ヨーは憧れるし二人とも役に合っていたとは思いますが、中国系アメリカ人の話だと一番出てくる人たち。個人的には又かという感じなので、良い女優さんとは思いますがもっと意外なキャスティングを期待します。あとベン・キングズレー(出ているのを知らなかったので登場したシーンで驚きました)。天下の名優をこんな風に使って良いのでしょうか😮良いのでしょうね。個人的にはうーん😑という感じですが。ギャラが良かったのかなあと思ってしまいました。架空の動物たちのキャラクターデザインもあまりピンと来なかったなあ。
良かった点はトニーレオン。カッコ良かったなあ😍悪役が合っていましたね。チャン・シーはお父さんに似ていない😑💧
途中で眠くなってしまったのですが、クライマックスシーンでなんとか目が覚めました👀。
★★完全ネタバレ注意★★
ハイライトのバトルはカメハメ波の応酬という感じでつまらなかった。オークワフィナが放つ矢が命中するのもそうなると早めに分かったのであまり感動しなかった。ドラゴンのシーンは『ヒックとドラゴン』を思い出した。ヒーローとドラゴンが悪と戦うマーベル版という趣。主人公がドラゴンの背中に乗り悪いドラゴンを退治する図式は同じ。違うのはチャン・シーはドラゴンと現場でたまたま出逢ったが、ヒックとトゥースレスはバディで一心同体だった。そして一番違うのは疾走感が違う。トゥースレスの飛翔は疾走感が半端無い。アニメというところが大きいと思うが(技術的なことは分からないがコンピューターで作るのは同じだよね?)、それはともかくドラマの描き方自体もヒックとドラゴンの方が何倍も感動した。
バトルの結末はしんみりした。あれ以外に結末は無いけれどやっぱり悲しい😢💔お父さんを失うのもヒックとドラゴンと同じだった。チャン・シーはお母さんも失ったから尚悲しい。
最後の結末(チャン・シーの妹の選択)は彼女らしい気がした。
バスでの乱闘シーンは『
ミスターノバディ』を思い出した。あっちの方が個人的にはヒットだった。ミスターノバディの方が生身の人間(ゴミ出しがちゃんとできないおじさん😅)の分超人に思えた。チャン・シーも生身の人間だけどそこはマーベルだから当然無敵の超人設定になっている。それが分かっているので普通のおじさん(本当は普通じゃないけど😆)のミスターノバディの方がギャップが大きくて良かった。
このシリーズは続くみたいですね?私はもう観ませんが。
話ついでに。マーベル作品で(あまり見てないけれど)一番面白かったのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』です。とにかくサントラがツボだったのとグルートが最高に可愛かった。ロケットも好きです。ヨンドゥも❗💕あとハーレイクインちゃんはマーベルですか?あれのジャレット・レトーが好きだったなあ😍凄く素敵だった✨✨(←DCでした。やっぱり分かってない😅)
★★★