ヤーラ
- 2021/11/09
- 23:36

2021 イタリア 96分
13歳の少女が行方不明に。事件の捜査に没頭する一人の検事が、真実を突き止めるために前代未聞の強行手段に出る。実際にあった事件を映画化したサスペンス。
Netflixより
この様な事件があったことを全く知りませんでした。何よりもぶったまげたのは検事が取った前代未聞の策。それは何かというと街の人全て(希望者)のDNAを採取したのです。そしてそこから何と事件は解決に向かったのでした。まさに執念の賜物です。
『きのう何食べた?』の記事で『人生は小説よりも奇なり』の話を書きましたが、この事件の捜査から浮かび上がった事実は正に小説より奇なりを地で行く話でした。そして現代のDNA鑑定恐るべしを実感しました。もう何年も前に亡くなっている人の遺品、故人が遺した封書だったか葉書だったか忘れましたが、そこに貼られた切手に遺された故人の唾液(故人が切手を舐めた時に残された)から鑑定ができるという驚き😮
被害者の女の子は夕刻、ジムの帰りに誘拐されたのですがやっぱり女の子は(男の子も)少しでも暗い時間に人通りの少ないところを一人で外を歩いては絶対にいけないと思いました。リサ・マクヴェイの誘拐も暗い時間に一人で帰るところを誘拐されていました。しかし犯人は完全にサイコですね。被害者の女の子と同じ歳の娘がいたというのですから。ネットで実際の犯人の画像を見ましたが、犯人役の俳優は雰囲気が似ていました。
映画としてはリサ・マクヴェイの誘拐の方がリアリティを感じました。できればドキュメンタリーで見たいと思いました。
それにしても酷すぎる事件でした🙇
ヤーラさんは人気の無いところで凍死しました。『ウインドリバー』の被害者の女性を思い出しました。どれだけ恐ろしく苦しかったでしょうか。犯人はウインドリバーの犯人の様に処刑されてほしいです。
★★★★★★★