ざわざわ下北沢

2000   日本　105分

東京世田谷区の下北沢という街を舞台に、そこに暮らす人々の日々の営みをスケッチ風に綴ったドラマ。監督は「大阪物語」の市川準。脚本は、市川監督の原案を基に「たどんとちくわ」の佐藤信介が執筆。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「大阪物語」の北川智子と「アナザヘヴン」の原田芳雄、「豚の報い」の小澤征悦。スーパー16ミリからのブローアップ。

映画.comより

新旧下北沢ものを続けて見ました。こちらは旧の方です。

存在を知らず、原田さんが出ているとのことだったので70年代くらいの作品なのかなと思ったら2000年の作品でした。

これと言ったストーリーの無い群像劇でした。ざわざわバタバタしています。とにかく沢山の人が出ています。フジコ・ヘミング　樹木希林　渡辺謙　豊原悦司　田中裕子　松重豊etc　アルトマンの『ザ・プレーヤー』を思い出しました。よくここまで集めましたねという感じでしょうか。私が知っている限りでは出演されている３人の方が既に鬼籍に入られているので(監督さんも)そういう意味では貴重ですね。

個人的には随分色々な人が出ているなあという印象以外はありませんでした。20年前の人々や風景を見られるのはそこが何処でも懐かしいですが。フジコ・ヘミングさんの演技が見られるというのも貴重だと思いました。

下北沢が好きな人には特別な作品なのかもしれません。

でもこういうローカルな作品て基本嫌いじゃないです。

来月ブルーレイ(HDリマスター版)が発売される様です。

★★★☆