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PASSING -白い黒人-

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2021   アメリカ/イギリス 98分

1920年代のニューヨーク。白人のふりをして生きるかつての友人と再会した黒人女性。2人の生き方が交差するなか、友人の存在は彼女の日常を揺るがし始める。

Netflixより




和訳付きのトレイラーがありませんでした。


女優レベッカ・ホールの映画監督デビュー作。脚本も担当。原作はネラ・ラーセンの小説PASSING。 
丁度百年前のお話ということが興味深いです。

二人の女性の関係が妙で。共依存?よく分かりません。クレア(冒頭の画像右。白人のふりをしている黒人女性)はとても図々しく利己的でお騒がせな人なんだけど、魅力的で人々を魅了する。アイリーンは彼女を疎ましく思いながらも放っておけない。アイリーンの夫や子供たちもクレアを気に入っている様だ。しかしアイリーンはクレアと再会以降どんどん情緒不安定になっていく。

そういうお話です。とにかく映像も音楽もスタイリッシュ。コスチュームもとても素敵で憧れます。演技も良かったと思いますが作品として何かもう一つ物足りなかったです。忘れられない作品としてまではもう一つ。。。かな。でも凄くセンスのいい人だなあ(レベッカ・ホール)と思いました。見終わった後複雑な気持ちになる作品です。


レベッカ・ホールのお母さんのルーツがアフリカンアメリカンだそうで、彼女にもアフリカンアメリカンの血が流れていることがこの作品作りのきっかけになったらしいです。彼女のお父さんがロイヤルシェークスピアカンパニーの創設者で一族は演劇関係者が多いこと、ネラ・ラーセン(日本語がありませんでした)の存在と彼女の生涯も初めて知り、色々勉強になりました。

レベッカ・ホールには是非これからも映画を作って頂きたいです。


★★★★★★



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