クラッシュ
- 2021/12/08
- 21:13

1996 カナダ/イギリス 100分
D・クローンネンバーグがセックスをテーマに取り上げ、カンヌ映画祭でその評価が賛否真っ二つに別れた問題作。CFプロデューサーのジェームス・バラードと妻のキャサリンはある日、出張で空港へ向かう途中ハイウェイ上で正面衝突事故を起こす。相手のドライバーは死亡。助手席に乗っていた女性ヘレンはジェームスと共に病院に担ぎ込まれる。やがて回復した2人だったが、彼らは事故の衝撃を通して思わぬ性的興奮を感じていた。そんな中、事故の体験により新しいエクスタシーを開拓した人々がいる事を知った彼らは、次第にその世界にのめり込んでゆく……。
allcinemaより
これ長い間ずっと見たかったんです。10年以上。やっと見ました。今リバイバル上映されている様ですね。私が見たのはネットですが。
感想は「変態達の話」につきますね。全く共感できません。スリリングとも思わないしそんなにセクシーとも思わないし。そもそも交通事故の加害者と被害者が意気投合するなんてあり得ない。こういう人たちは実際いるんだろうなとは思うけどサイコとしか思えない。唯一ジェーン・マンスフィールドのことを知れたのは勉強になりました。
個人的に印象的だったのはデボラ・カーラ・アンガーですね。素敵です。ロザンナ・アークエットは適役でしたね。デボラとロザンナの演技が対照的でしたね。出ている面子がどれも懐かしい顔たちでした。昔この人たちよく見たなあと。
本作を見て変態の種類というのは様々なんだなと。でもこの変態は頂けない。暴走運転は世の中の迷惑です。
私が見たクローネハンバーグ作品の中では好きじゃなかったです。残念。
★★