クライ・マッチョ
- 2022/01/20
- 00:49

2021 104分 アメリカ
「許されざる者」「グラン・トリノ」の巨匠クリント・イーストウッドが、N・リチャード・ナッシュの同名小説を監督・主演で映画化したロード・ムービー。落ちぶれた元ロデオスターが、友人の不良息子をメキシコから連れ帰る長い旅路を描く。共演は新鋭エドゥアルド・ミネット。
アメリカのテキサス州。孤独に暮らす元ロデオスターのマイク。ある日、元雇い主から、別れた妻のもとで荒んだ生活を送る息子のラフォをメキシコから連れ戻してほしいと依頼される。半ば誘拐のような訳あり仕事だったが、渋々ながらも引き受けたマイク。いざメキシコへ来てみると、ラフォは母親に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリ“マッチョ”を相棒にストリートで生きていた。やがてマイクとともにアメリカに行くことを決意するラフォ。しかし、そんな2人に、メキシコの警察や母親が放った追手が迫って来るのだったが…。
アメリカのテキサス州。孤独に暮らす元ロデオスターのマイク。ある日、元雇い主から、別れた妻のもとで荒んだ生活を送る息子のラフォをメキシコから連れ戻してほしいと依頼される。半ば誘拐のような訳あり仕事だったが、渋々ながらも引き受けたマイク。いざメキシコへ来てみると、ラフォは母親に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリ“マッチョ”を相棒にストリートで生きていた。やがてマイクとともにアメリカに行くことを決意するラフォ。しかし、そんな2人に、メキシコの警察や母親が放った追手が迫って来るのだったが…。
allcinemaより
全体的に地味なロードムービーですが私は好きでした。今のイーストウッドも素敵です。個人的にはそこに彼がいるだけで満足しました。ただいるだけでもいいし車を運転していても寝ていても踊っていても馬に乗っていても何をしていても味わい深いです。私はそれで満足しました。こういう人は他にいません。運び屋の様にスリリングではないし、マディソン郡の橋の様に胸キュンでもないし、突出した部分は無く、傑作とも思いませんが余韻の残る良作だと思います。もう引退した方がいいという意見もありますが、私はこれからもできる限り活躍してほしいです。とても素敵で味わい深いから。
雄鶏のマッチョが素晴らしい芸達者でした。マイクと少年とその間にマッチョが挟まれて道を歩いていくシーンがとてもユーモラスでした。馬も豚も犬も皆可愛かったです。
★★★★★★★☆