プレイリスト
- 2022/01/31
- 13:37

なかなか面白かったです。セックス&ザ・シティinフランスの様な趣?主人公は一人だけど。画像の男性は心肺蘇生の練習用の人形です。このシーンもなかなか笑えました。
ソフィーは28歳独身、知人の家に居候している。仕事はレストランのウェイトレス。夢はイラストで身を立てること。でもこの歳まで美術をきちんと学んだことは一度も無い。何とか出版社に就職したが絵の仕事をもらえるどころかまともに仕事ができずクビになってしまう。恋も出会いはあるものの全く上手くいかず八方塞がり。そんなある時ダニエル・ジョンストンの曲がきっかけで新たな出会いが。今度は上手く行くのかな⁉️
というお話です。アラサーはキャリア的にも私的にも一番迷う時期かもしれないですね。ソフィーの場合出版社には入ったけど仕事は雑用でそれもこなせない。新たに面接に行ったが美術学校に行きなさいと言われ実年齢を言うともう遅すぎると言われる。レストランでつきあっていたシェフとは結構長くつきあったのに「君を愛してない」と言われる。新しく会う男たちも皆ダメンズ。なんで世の中こうなんだとソフィーじゃないけど思ってしまう(苦笑)。それでもソフィーはめげない。ソフィーのウェイトレス仲間で売れない女優の女性はもう夢を諦めようとしていた。ソフィーはその程度の情熱なのかと叱咤して友人は逆切れ(笑。この友人がなかなか面白いキャラでした)。苦しみながらも夢に向かって生きている彼女たちなのでした。でも万引きをしては駄目🙅♀️
モノクロの作品なのですがでその必要性を感じませんでした。主演の女優さんがこう言っては申し訳ないけどフォトジェニックでもなんでもない人でどうしてこの人なのかなと思ったけど演技は上手かったです。
この映画でBD(バンドデシネ)を初めて知りました。監督がバンドデシネ作家ということで、本編の中にもイラストが出てくるのですが多分監督が描いたものなのでしょうね。各キャラを面白おかしく描写していて思わず笑ってしまいました。万人受けする映画ではないけれど私はなかなか面白いと思いました。元から仏映画が好きで仏映画を見てがっかりすることは殆んど無いです(リュック・ベッソンは好きじゃないけど)。ところでセックス・アンド・ザ・シティが復活していたなんて全然知りませんでした。大好きなのですがキム・キャトラルが出ていない様なので興味半減🙇4人の中で一番好きなキャラなので。
★★★★★★