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モーリタニアン 黒塗りの記録

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2021    129分 
アメリカ/イギリス

2001年の9.11米国同時多発テロの後、首謀者の一人と疑われ、米国の法の支配が及ばないキューバのグアンタナモ米軍基地に収容され、正当な司法手続きのないままに長期間にわたって拘禁され続けたモーリタニア人、モハメドゥ・ウルド・スラヒの衝撃の手記を映画化した社会派サスペンス・ドラマ。国中が深い悲しみと憎悪で感情的になる中、無実を訴えるスラヒを救い出すために奔走する人権派弁護士と、スラヒは死刑にしなければならないと信じる米軍の弁護士が、それぞれに法律家としての信念を貫き、次第にアメリカの深い闇に迫っていくさまを描く。出演はジョディ・フォスター、タハール・ラヒム、シェイリーン・ウッドリー、ベネディクト・カンバーバッチ。監督は「ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実」「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド。
 2005年、弁護士のナンシー・ホランダーは、米国政府が9.11の首謀者の一人と考えているモーリタニア人、モハメドゥ・スラヒの弁護を引き受けることに。無罪を訴えるスラヒだったが、一度も裁判が開かれることなく、長期の拘禁を強いられていた。ナンシーはこれを不当な人権侵害として政府を訴える。一方、なんとしてもスラヒを死刑にしたい政府の命を受け、起訴を担当することになった軍の弁護士、スチュアート・カウチ中佐は、有罪となる証拠を求めて調査を開始するのだったが…。


allcinemaより

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手前がナンシー・ホランダーとモハメドゥ・スラヒ。


某映画評論家が白髪でナンシーを熱演したジョディ・フォスターを絶賛していたのと、カンバーバッチ先生が本作は裏方に徹する筈だったのが、題材に感銘を受けて出演したという話が印象に残り、見たいと思っていました。


各人が自らの信念に基づいて行動する話でした。真実は永遠に分からないのでそこがひっかかりますが戦争とはそういうものなのでしょうか。

>モハメドゥは裁判に勝訴したがオバマ政権はモハメドゥの拘留を7年延期した。モハメドゥは結局生前の母との再会は叶わなかった。

複雑な気持ちになりました。


★☆ネタバレ注意☆★

私がこの立場(モハメドゥ)ならおそらくマルセイユ(モハメドゥのグアンタナモ基地での壁越しの友人で自死を選んだ)かと🙇

アメリカはよくこれを映画として世に出しましたね。そこは素晴らしいと思いました。

個人的にはジョディ・フォスターが素晴らしかったと思います。何故オスカーにノミネートされていないのかと。ニコール・キッドマンより遥かに素晴らしかったと思いますが。他の俳優さんも皆良かったです


★★★★★★★


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