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ディナー・イン・アメリカ

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2020     106分 アメリカ

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U-NEXTより


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ベイビーティース』以来の大ヒットでした。内容は全然違いますが、共に個性的な女の子とバッドボーイ(だけど心は純粋)とのラブストーリーです。時々こういう素晴らしい作品に巡り会うと映画を見ていて良かったなと思います。でも本作は万人向けではありませんが、好きな人はどストライクではないかと思います。

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ジャケットの上にあるキャッチコピー(ちょっと長いけど)。
この通りの内容になっています。
この手が好きな方は是非。


冒頭から食欲が無くなるシーンがあります。飲食しながら見ない方がいいですね。他にもちょっとエグいシーンがありますが残酷シーンはありません。私的には猫の死骸の扱い方は納得が行きません(本物の猫ではないと思いますがそれでも)。因みにPG12です。

脚本、キャスティング、演技、撮影、音楽。全てが素晴らしかったです。主演の2人が最高でしたが、特にパティ役のエミリー・スケッグスの『顔演技(顔芸)』が見事でそれを見るだけでも一見の価値ありです。この2人実年齢は共に30代なので売れないパンクロッカー(と、これからパンクロッカーとして活動する予定?)を演ずるにはかなり厳しい年代ではと思いますが、そうは見えないところが流石役者だなあと。脇役も面白いカラーの人が出ています。
それと何と言ってもパティが歌う曲が本当に素晴らしくて(エンドロールでも使われています。そのシーンがまた素晴らしい)涙が出ました。あの曲に巡り会えただけで本当に幸運でした。先日見た『リバー・オブ・グラス』もエンドロールの曲が最高でハートを鷲掴みにされましたが、終わりの曲が良いとかなり感動が高まりますね。

監督曰く「今の自分を作ってくれた90年代のパンクシーンに捧げるラブレター」とのことです(オフィシャルウェブサイトより)。ジョナ・ヒルの自伝的作品 mid90s を思い出しました。あれは別にパンクロックがテーマではありませんでしたが、主人公がパンキッシュなところがありましたね。胸が焦げるものがありました。因みにIMDbもメタスコアも本作(ディナ~)の方が高評価でした。オリジナリティが高いからじゃないかなと思いました。

自分の世代としては最近の監督や映画の作り手たちの青春て90年代なんだなと思うと自分が化石の様に感じるけど(笑)私も90年代のカルチャーは好きです。特にロック。パンクじゃないけど。

因みにタイトルは劇中にも登場する曲の曲名です。劇中にも食事のシーンが複数出てきていずれも風刺的な内容になっています。


★★★★★★★★☆


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