ウィッチ
- 2022/06/03
- 23:07

2015 93分 アメリカ
低予算のインディーズ作品ながら、サンダンス映画祭監督賞受賞をはじめ各地の映画祭で評判を呼んだミステリアス・ダーク・ストーリー。17世紀のニューイングランドを舞台に、宗教上の理由から共同体を離れ、荒れ果てた原野で自給自足の生活を始めた敬虔な一家が、次々と不可解な現象に見舞われ、魔女への恐怖で次第に崩壊していくさまを、不気味さを静かに漂わせる抑制の利いた巧みな恐怖演出で描き出していく。主演は本作の演技で一躍ハリウッド期待の新星として注目を集める存在となったアニャ・テイラー=ジョイ。監督もまた、長編デビューとなる本作で高い評価を受けた新鋭、ロバート・エガース。
1630年、ニューイングランド。信仰に篤いウィリアムは妻キャサリンと5人の子どもたちと入植地での生活を始めたばかりだったが、住民と衝突して共同体を追われてしまう。そのため一家は、森の近くの荒れ地に居を構え、厳しい自給自足生活を余儀なくされる。ある日、年ごろの長女トマシンが子守りをしていた赤ん坊が忽然と消えてしまう。その後も一家には説明のつかない不幸が次々と降りかかる。いつしか家族は魔女の仕業に違いないと思うようになり、恐怖に支配された彼らは次第にトマシンに疑いの目を向け始めるのだったが…。
1630年、ニューイングランド。信仰に篤いウィリアムは妻キャサリンと5人の子どもたちと入植地での生活を始めたばかりだったが、住民と衝突して共同体を追われてしまう。そのため一家は、森の近くの荒れ地に居を構え、厳しい自給自足生活を余儀なくされる。ある日、年ごろの長女トマシンが子守りをしていた赤ん坊が忽然と消えてしまう。その後も一家には説明のつかない不幸が次々と降りかかる。いつしか家族は魔女の仕業に違いないと思うようになり、恐怖に支配された彼らは次第にトマシンに疑いの目を向け始めるのだったが…。
allcinemaより
これは真性のオカルトだなと。そう思ったのは『ヘレディタリー』以来です。不気味だけど面白かった~|д゚)
ライトハウスよりずっと好きでした。こちらの方がミステリアスです。
貧困な一家が魔女がいる土地にやって来てしまったことから破滅していくお話でした。結末は早めに分かりました。お父さんがもう少し柔軟性があり、お母さんがもう少しトマシンへの愛が深ければ違う未来もあったかなと。不条理が前提のところがハネケの世界観を思わせました。
魔女が元凶だというのは分かりましたが、細かい内容がよく分かりませんでした。山羊はいつから邪悪になったの?その点ヘレディタリーは不明な点がなかったのが素晴らしかった。起承転結がよく分かったので。あと凄く暗い場面が多くて状況がよく把握できないシーンがありました(私だけ?)。
トマシンの状況だとああいう結末(選択)しか無かったのかなというのは分かるのですが、やっぱり悔やまれますね😢💔
アニャさんの魅力を再認識しました。彼女は『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』でも訳ありの役をやっていましたが、彼女の印象が強すぎて主役の女優さんがほぼ記憶にありません。これからも世界を魅了してください✨✨
ロバート・エガースの3作目はホラーでもサスペンスでもなく、過去作とは趣が違う様ですが、こちらも高評価の様なので見るのを楽しみにしています☺️✨この人の作品はいつも古い時代が背景になっていますがそこがいいですね。『ウィッチ』もこの時代には魔女が沢山いたのかもと思える様な。
★★★★★★★