きらさぎ駅
- 2022/06/06
- 22:14

2022 81分 日本
「真・鮫島事件」の永江二朗監督が「凪待ち」の恒松祐里を主演に迎え、今なおSNSなどで人気を集める都市伝説“きさらぎ駅”を映画化したホラー・サスペンス。共演は本田望結、莉子、佐藤江梨子。大学で民俗学を学ぶ堤春奈は、卒業論文で現代の“神隠し”と話題の都市伝説“きさらぎ駅”を取り上げることに。リサーチを進め、“きさらぎ駅”を投稿したと思われる女性、葉山純子を突き止める。そして、ようやく純子との面談にこぎ着けた春奈は、なぜ彼女だけが“きさらぎ駅”にたどり着けたのか、その詳細な経緯を聞き取りしていくのだったが…。
allcinema
不思議ヲタのはしくれなので観ました。都市伝説が題材ということですが。なんと。私この『きさらぎ駅』のきの字も全く知りませんでした😮とても有名で長きに渡って語り継がれているお話らしいですが、全く😮😮😨💦2チャンネルで始まった話だそうですが、2チャンネルはあまり馴染みがありませんでした。時々は見てましたが。エンドロールに『ムー編集部』の名があったのです。と言うことはこのお話はムーにも出ていたということでしょうか。私はムーを30年以上読んでいますが記憶にありません。熟読していないからでしょうか😭
内容のキーワードは、異世界、パラレルワールド、ポータル、タイムループ、ちょっとゾンビ、そしてミステリーですかね。印象は典型的なB級映画だなと。
☆★ネタバレ含みます★☆
このお話は元ネタを知らないとあまり面白くないと思います。何処までが元ネタに沿っているのかというのがよく分からないし。血管が浮き上がり目玉が飛び出たり、いきなり炎に包まれたりというのはホラー映画用の演出ですかね。私は結構引いてしまったのですが。異世界体験の話は主にムーで結構読んできましたが、あまりそういう感じの突飛な展開は無いのですよね。あと燃えている?ポータル。空に浮かぶ大きな目玉。あれも演出なのでしょうねおそらく。個人的には余計な演出は入れずに元ネタをそのまま描いて欲しかったです。それだとエンターテインメントとして盛り上がらないのかもしれませんが。ネットで元ネタを調べてみましたが、基本的なストーリーは再現されている様ですね。声をかけられた車に乗って行方不明になり、その後元の世界に戻れたが7年後になっていた。その戻ってきた時とその後の話を知りたかったのですが、ネットで探したけど詳しい話がありませんでした。
本作を見て、この話は創作だと思いました。ちょっと真実の物語とは思えませんでした。
それはともかくとしてエンターテインメントとしては色々な要素を少しずつミックスしており、なかなか面白くできているのではと。私の趣味ではありませんでしたが。やっぱりこの話を知ってる人が見た方が面白いのではないかと思います。結構高評価の人が多いのは意外でした。ホラーシーンの演出がB級すぎて、うーんと思ってしまいました😑ホラーだと個人的にはヘレディタリーや最近見たウィッチなどああいう感じが好きなので。。。個人的にはお金を出してまで観る作品ではないかなと。何回も言ってすみませんがこの話に以前から心酔してきた人向けかなと。
★以下蛇足★
世の中には異世界体験の話は沢山ある様ですが。ムーでお馴染みの霊能者小林さんが以前言っていましたが、心霊体験の話は数あれど、異世界体験談は小林さんでも(実際に体験した人からは)僅かしか聞いたことが無いそうです。ということは世の中のその手の殆どの話は創作だと思います。この話もそうだと思います。でも中には本当の話もあると私は思います。ちょっと特殊な例ですが、例えばサフォークの緑子などは本当の話なんじゃないかなと。ムーの読者の不思議体験投稿コーナー「あなたの怪奇ミステリー体験」も殆どが心霊系の体験談で異世界体験談はごくたまにしかありません。何でも異世界に行ってしまうとなかなか戻ってこられないらしいです。なので「はすみ」さんは幸運だったということでしょう(真実ならば!)。
オカルトが題材の映画は創作はいいけれど事実ベースだと怖いですね。最近なら『死霊館 悪魔のせいなら無罪』など。怖すぎて見る気になりません😣本作はそういう映画よりは気楽に見れますが、それでも血管が浮き上がるシーンなどは一瞬吐き気がして焦りました😨
エンドロールが始まってすぐ帰った人たちがいましたが、実はもう一つ物語がありますので最後までご覧ください。
★★★