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ちょっと思い出しただけ

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2021     115分 日本


「バイプレイヤーズ」「くれなずめ」の松居大悟監督がクリープハイプの楽曲『ナイトオンザプラネット』に着想を得て撮り上げた切ないラブストーリー。ステージの照明スタッフをしている佐伯照生とタクシー運転手の葉を主人公に、今は別れてしまった2人の6年にわたる愛の軌跡を、照生の誕生日である各年の7月26日を遡るかたちで描き出していく。主演は「愛の渦」「宮本から君へ」の池松壮亮と「タイトル、拒絶」「劇場」の伊藤沙莉。共演に河合優実、大関れいか、屋敷裕政、國村隼、永瀬正敏。


allcinemaより


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この作品の存在とストーリーを聞いた時、え?そのまんま『ボクたちはみんな大人になれなかった』じゃないの?主演女優同じだし。と思いましたが、気になる作品ではありました。うちの近くには来なかったけど。今も上映中の劇場もある様ですが、2月に封切りでもうネットに来てるって早いですね!早速見ましたが(Amazonprimeで)、primeが途中から再生できなくなり(初めての経験。実は結構多いらしい?)、何をやっても元に戻らず。その後治りましたが結局見終わるまでに半日かかりました。疲れた😩無事に見れて良かったです。

『花束みたいな恋をした』や『劇場』もそうですが、やっぱり終わった恋を振り返るのって切ないですね😢💔前者2つは別れたのは仕方ないという感じでしたが、本作の2人の場合はお互いを想いながらもすれ違ってしまったという感じだったので、もう一度話し合ってみて欲しかったとおばさんは思ってしまいました😭でも人との縁て結構簡単に切れるものだと私も今まで生きてきて感じています。友情も恋愛もその他も。それを運命と言うのでしょうか😳

先述の『ボクたちは~』も過去を振り返る話でしたが、ボクたちの方がテンポが良かったし分かりやすかったと思います。『ちょっと~』は長かったし時系列が分かりにくかった。でも時間が遡って、照夫のアパートの照夫が引っ越してくる前の住人が出てきたところとか、猫はあっちが引き取ったとか(『花束みたいな~』を思い出した)そういうのはリアルでした。

ボクたち~と本作は共に伊藤さんが主演なので、イメージが重なるところはあったけど、両者のキャラは真逆でした。本作の葉の方が一途な性格で断然好感を持てました。でもタクシーを私用で使ったり仕事中に人探ししたりとかはちょっと有り得ないしファンタジー入っていたけど。照夫も職権乱用で夜中に水族館デートは駄目🙅‍♀️🆖⤵️でもあの頃の二人は幸せだったね😢

またNIGHT ON EARTHネタも懐かしくて切なかった(  ̄- ̄)(在りし日のマッティ・ペロンパーが出ている😢💘)たまたま本作を見た日にラジオでキャスティングディレクターの奈良橋陽子さんのインタビューを聞き、ウィノナが運転するタクシーの中でウィノナを口説くジーナ・ローランズ(キャスティングディレクター役)を思い出しました。葉と照夫がタクシーの中でこの2人をふざけて再現するシーンも後になってみれば切なかった😢


ボクたち~はオザケンの音楽の素晴らしさが深く々心に残ったが、本作もクリープハイプの音楽がとても素晴らしくて尾崎世界観は天才だと思った。主題歌の「ナイトオンザプラネット」は曲も素晴らしいけど、歌詞がこの映画そのものになっており、言葉も出ない位感動しました。あ、本作はこの曲を基に作られたのですね。なるほど。この曲への深い愛が伝わりましたね。この手の映画には音楽は肝と思うけれど、映画と音楽が相乗効果で大成功だったと思います。


本作の結末(葉の)はびっくりだった。え゛ーーー😮って感じ。本当に人生は何処でどうなるか分からないなあと。あと葉が照夫にかつて贈ったバースデープレゼントがユニークで面白かった。照夫似合ってましたね。長髪を振り返らずに今日を生きよう😭ケーキは明日で。


個人的にこういう映画好きです。見覚えのある風景も出てきたし。恋愛ものが好きな方にはきっと共感できるんじゃないかと思います。池松くんはいつもいいですね。


★★★★★★☆













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