そして僕は途方に暮れる
- 2023/01/16
- 20:51

2022 122分 日本
「愛の渦」「娼年」の三浦大輔監督が自身のヒット舞台を、舞台版に続いてKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔を主演に迎えて映画化。面倒な現実と向き合おうとせず、ひたすら逃げ続け、次第に追い詰められていく主人公の運命を赤裸々な筆致で描き出す。共演は前田敦子、中尾明慶、毎熊克哉、野村周平、香里奈、原田美枝子、豊川悦司。
自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一。ある日、同棲して5年の恋人・里美と些細なことで言い合いになり、真剣な話し合いに耐えられず、衝動的に家を飛び出してしまう。仕方なく親友・伸二の部屋に転がり込むが、そこでも自堕落に過ごして伸二の怒りを買ってしまい、居たたまれずに逃げ出す裕一。その後も知り合いや身内を頼っては些細な問題がきっかけで逃避を繰り返していくのだったが…。
allcinemaより
面白かったです。藤ヶ谷君頑張っていました。撮影が終わってからキスマイのツアーがあったけど、しばらく「裕一を背負って踊っている様だった」と言っていたのでなりきっていたのですね👏
各人がオーバーリアクションのところが元は舞台と聞いて如何にもという感じでした。共感できる人があまりいないけど、特に裕一の家族には誰にも共感できない。自分も昔は結構面倒なことから逃げていたタイプなので過去の自分を見る様な気持ちにもなりました😳人様の家を泊まり歩いたことはなかったですが😅帰る家が無くなり流浪の民になったところが『夜明けまでバス停で』を思い出しました。自宅があるって幸せですね😣
オチは早めに分かりました。裕一は打たれ強くなったと思うし人生ここからですね。お父さんの最後のシーンの使い方はストーリー的には面白いんだろうけど個人的にはとても違和感でした。豊川さんは『あちらにいる鬼』にも出ていましたが演技が同じに見えてしまいます。
大人なアレンジでエンドロールに使われていた彼の名曲は、やっぱりオリジナルの方が好きだなあ。
★★★★★