2007 95分 アメリカ
“突然キレた男”が無差別殺人を犯すという、現代の日本にも潜む重大なテーマを描いた社会派サスペンス。クリスチャン・スレイター、エリシャ・カスバート、ウィリアム・H・メイシーほか出演。
「Oricon」データベースより
題材としてはよくあるものだと思いますがとにかくクリスチャン・スレイターの役作りが凄い

頭のハゲ具合と言い髭の不揃い加減と言い地味な眼鏡と言い全体から醸し出される冴えない雰囲気と言い表情や動作もそれに付随していてよくぞここまで作りこんだなという素晴らしさ(T-T)
この人って役者だなあと思います
この間見たレイ・リオッタ主演のザ・マーダーにやり手の刑事役で出てたけど同じ人間とは思えない(笑)
でもこういう役って多分役者としてやり甲斐あるんじゃないかなぁと思いますが
個人的にこの人の作品で好きだったのはUntamed Heartです
忘れられない作品です(;-;)
☆雰囲気ネタバレ注意☆
で、この作品は。。。シリアスで笑えないと言うか悲しいと言うか虚しいと言うかm(__)m
幸せになれる人とそうでない人は初めから分かれていてそれは自分ではどうにもできないんだよとでも言っている様なそういう虚しい雰囲気が
φ(..)
(実際にはそんなことはなく自分の努力で人生は変わると思うがこの作品的にはそういう感じ)
ペットの金魚(CGで描かれていてとても偉そうに話し表情はもとぼけている)にまで日々バカにされているところに悲哀を感じる(T-T)
彼は精神が病んでるのでカウンセリングを受けて欲しかったと思いました
でもこれってUntamed Heartの逆バージョンという趣で不思議な因縁を感じました
どっちの役でも印象深い彼はやっぱり役者だなあと思う
因みに全てを3週間で撮影されたそうです
結末は3バージョンあった様ですが(imdbに3つとも書かれています)採用されたオチがベストだったと思いました
TV(BS)にて
★★★★★★