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コーヒーもう一杯/重松 清著

19歳の頃、当時同棲中だった3歳上の彼女がバザーでコーヒーミルを買った。早速マンデリンの豆を挽き、丁寧にコーヒーを淹れてくれた。「ねえ、もう一杯お代わりしない?」何事にも想像力に乏しく幼かった僕には、昨夜帰省先から戻った彼女に訊きたくても訊けないことがあった。もやもやした気持ちで苦いコーヒーを啜っていると、彼女が「とても大切な話」を切り出した…。これは「忘れられない香り」の記憶をテーマとして競作されたアンソロジーの一篇です。

Kindle版(で読みました)の商品説明より

二つ前の記事のトップ10の中からこれを読んでみました
因みにkindle版で100円でした
こちらの方の本を読んだのは初めてです

短いのですぐに読めました
よくある話で劇的な展開も無く進むけれど一つ一つのシーンが映画を見ているような(昭和の時代の)気持ちにさせるところは流石だなあと
僕と彼女のそれぞれの性格や距離感も分かりやすかった

時代設定がまだドイツが東西に分かれていてアパートの部屋は畳が普通でフローリングが珍しく洗濯機は外に置くのが普通だった時代というのもノスタルジックで良かったです
これはもしや著者の個人的な体験がベースのお話なのかな?だとしたら結構お歳の方なのかな?と思ってwikiで見てみてら1963年生まれということでまだ50歳でお若いのですね


こういう青春時代にしかない甘く苦い(コーヒーの様に?)思い出ってきっと誰でも一つや二つはあるだろうなと思うところが逆にリアルだなあと思いました

「ちょっと考えれば分かること」が大分後になってから分かるのが青春なのかなと
(そんな歌ありましたね(^^;)
切ないですね(T-T)


読んでいたらコーヒーの話ということで昔行った地元の喫茶店を思い出しました
中学生の頃なので大昔です
そこで姉が学生時代にアルバイトをしていたのでその関係で本当にたまにでしたが行きました


一番よく覚えているのがある日その喫茶店に行った時に私はたまたまビートルズのレコードを持っていたのですが(確かレコード屋さんに行った帰りだったのかもしれません。レコードは『アビーロード』だったと思います。当時ビートルズにはまっていました。ハードロックに走る前ですね)その店で当時働いていた姉のBFが「かけてあげるよ。」と言いアビーロードをかけてくれました
レコードの初めから終わりまで。私はカウンター席に座って何を飲んだのかは覚えていませんが(若かったからコーヒーじゃなかったかも?)凄く恥ずかしい思いをしながらそれを聞いていたのをよく覚えています
その時私の正面(カウンター内)にいたのが長髪の男性でよく知らない人だしその他も店内にいたのが全員大人でその中に中学生の自分が一人でいたのがとても恥ずかしかったんだと思います

暫く忘れていたこんな懐かしいことを思い出させてくれたお話でした
誰にでもこの様な「喫茶店の思い出」ってありませんか?

その後私の姉と私のレコードをかけてくれた人は結婚して今も仲良くしていますが(喫茶店が二人のキューピッドだったのでした。)もうとっくの昔に店は閉店しました
その後町には喫茶店自体が殆ど無くなっていきました(スタバはあるけど喫茶店は無い)
あの時代が懐かしいです。。。

あと野口五郎の『私鉄沿線』(僕の街でもう一度だけ熱いコーヒー飲みませんか)も思い出してしまった私はやっぱり昭和の人だと実感(笑)



ということでこちらのお話は是非コーヒーを飲みながらお読みくださいませ

コメント

No title

ゴンさん

色々大変でしたね

お母様退院おめでとうございます

どうぞ健やかであられます様に

ブログは生きている間はやってると思うので来れる時に来てください

無理しないのが一番ですよ(^-^)v

その映画知りませんでした
あまりスポーツものは見ませんがヒューマンドラマの様なのでよさそうでですね

No title

りゅうちゃん

私たちには昭和が深く根づいていますからね(笑)

昭和は最高でしたね(^-^)v

No title

かみえるさん。こんばんは。ご無沙汰して申し訳ございませんm(__)m
最初は何かな?思いましたが、コーヒーを題した短編小説みたいで、なんかほろ苦い思いが伝わりますね(__)小説ではないですが、映画でワン・カップ・オブ・コーヒーを思い出しました。一杯のコーヒーを飲むほどの短い時間であるが自分の最高の夢をつかめた事を意味する言葉。しかし、その味はほろ苦い・・・。才能ある黒人少年と一瞬だけメジャーリーガーになった主人公との関係を誠実な視線と感動的な野球映画なんですけどね(^_^)
私はコーヒーが好きでたまにジャズ喫茶や喫茶店で飲みますけで、最近はスタバやドトールなどが増え、昭和の雰囲気はなくなってますね。かみえるさん、長々とすいませんでしたm(__)m母が先週無事に退院しましたが、しばらくは姉と暮らしていて一人で自炊していますが、仕事が残業続きでブログにこれなく申し訳ございませんでしたm(__)m

No title

大丈夫!!私も一緒で十分に昭和の人でした・笑

後程また読ませていただきます

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kamieru

Author:kamieru
かみえるです☺️🌷
三匹のにゃんずと地味に暮らしています。
映画、私の猫のこと、テニス、通販で買ったもの、その他日常のことを書こうと思います。
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