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恋する惑星




1994     101分   香港


麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いとすれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。しかし本作はそこいらのよくある恋愛劇とは全然違う。幻想的な音楽とクールなモノローグ、そして映画全体に浸透している独特の香り--洗練された映像の中に主人公達の情熱的な心理描写をミックスさせ、今までにない新鮮さが作品いっぱいに広がっている。また、出演している主人公達がどの人物もとても魅力的で実に良い。特に新入り店員役のフェイ・ウォンがとってもキュートで素晴らしいの一言。それにしてもこの監督の映画はどの作品も、内容は勿論の事、劇中で使われている音楽のセンスが本当にイイ。本作でも幻想的な音楽からインド音楽まで様々な曲を大変効果的に使って、作品により深みを与えている。中でも、実際歌手として活動するフェイ・ウォンの“夢中人”が流れるシーンでは、彼女の淡い恋心と重なって実に印象的。なおこの作品は、これを観たクェンティン・タランティーノが狂喜し、彼の作った全米映画配給新レーベル“Rolling Thunder”の第一回配給作品に選ばれている。


allcinemaより





私ウォン・カーウァイって3本しか見たことなくて。花様年華とマイ・ブルーベリー・ナイツ(両方好きです。マイ~は館で観てポストカードとか色々買った💝)とそれぞれのシネマ。でもそれぞれのシネマは内容を覚えていません💦(それぞれのシネマはチャン・イーモウのが一番よーく覚えています💦)

ちょっと前にwowowでウォン・カーウァイ特集をやったのを全部録画したので最初にこれを見てみました


金城武が凄く若くて如何にもぽっと出な感じが初々しくて印象的。お得意の5カ国語をほんの少しだけど披露していました。(マルチリンガルな限り仕事がなくなること無いよね。羨ましいなぁ)
刑事と犯罪人という有り得ない組み合わが現実味が無くていいのかも。
噂の(?)浮遊感のある映像は特に感銘は受けなかったが大の男(複数)に追いかけられても振り切って逃げ切るシーン(走ってだよ!!!)は感銘を受けた
タランティーノは絶対あのシーンに興奮したんだと思う!(笑)
やっぱりラストシーンが最高でしたね。冴えない日々にやっと陽が差したという感じで。(でもあれからどうなるのか。。。笑)ポケベルも時代を感じさせてくれてgoodでした👍

いつも天然の私は予備知識を持たずに見たのであのシーンで終わりと知らず(これは群像劇で複数の話が同時進行するのだと思っていた。)又後で金城武と金髪の彼女が出てくるのだと思っていたら出てこず、ああ、あれで終わりだったのだ、なるほど。。。と最後に知った(;・∀・)

私的にはトニー・レオンとフェイ・ウォンの話の方が圧倒的に良かった。トニー・レオンは特にイケメンとは思わないがそこはかとなくセクシーで素敵😻💘。でも何よりもフェイ・ウォンが素敵。この映画のハイライトは絶対彼女だ。
彼女がそこにいればどのシーンも見とれると言っても過言ではない位素敵なのにこの人はどうも音楽活動の方が好きらしくて?出演作品が少なくて残念。確かに声も美しく歌も素敵です。それにしても勿体無いなぁ

こっちもファンタジー色が強くて現実的には有り得ない内容だった。。。(模様替えした部屋に気が付かないって。。。。短期間でいきなりキャリアウーマンになってるのも???)が、そういうことをとやかく言う作品ではないようなのでとりあえず一番印象に残っているのはトニーレオンが住んでいる部屋!部屋のすぐ横にエスカレーターがあってエスカレーターと窓越しにお互いを見ているのが素敵だった
街並みとフェイ・ウォンが一番魅力的に見えた
これ見るとこの街行ってみたいなーと思うよね
実際行くとそんなに素敵ではないのかもしれないけどこの映画の中ではとても素敵だった

california dreamingの歌詞って実は幸せではない内容なんですよね
「旅は楽しかった?」「別に。」
の会話が印象的でした

TV(BS)にて
★★★★★☆


コメント

No title

まうさん

そうですね
クリスマスに見るのもいいですね(⌒‐⌒)

カリフォルニアにいれば暖かくて安全だったのに。。。
という歌詞が今に合ってる様な気がしました


野暮な格好が素敵って本当に素敵な人ですよね(^O^)💓

No title

そういえば、うちにDVDあります。今の時期に見るのも映像が
雰囲気しっくりきそう。
フェイの夢中人はオリジナルより
好みです。
トニーの白ランニングに当時は
胸キュンしたものです
野暮ったい格好が本当に似合う!

No title

アンダンテさん

素敵な作品ですよね(^_^)/

何だか不思議な気持ちになりますよね

ウォン・カーウァイ作品もう少し見てみようと思います♪

No title

これは大好きな作品てす。すっごく昔に観ただけですが、かみえるさんの記事を読んで色々思い出しまし
パパス&ママスの「夢のカリフォルニア」はその前から好きな曲だったので、作中に流れ嬉しかった~

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三匹のにゃんずと地味に暮らしています。
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