2014 112分 日本
岸本斉史の大ヒット・コミックス原作の人気アニメ・シリーズの完結編となる劇場版アニメ。人類滅亡のカウントダウンが刻まれる中、主人公うずまきナルトの最後の戦いが描かれる。ナルトとサスケの因縁の戦いが決着して2年、冬の祭典が迫る木ノ葉隠れの里。ラーメン屋“一楽”で仲間たちと楽しい時を過ごしているナルト。その姿を静かに見守るヒナタ。その手には、こっそり編んだマフラー。しかし、その想いは未だナルトには届いていなかった。そんな中、月の崩壊によって人類滅亡の危機が迫っていた。五影会談が緊急開催され、ナルトたちは月へと調査に向かう。そこで明らかとなったのは、かつてナルト、サスケと死闘を繰り広げたチャクラの祖・大筒木カグヤの子孫・大筒木トネリによる恐るべき陰謀だった。
NARUTO全くの初体験です。漫画も一度も読んだことは無いし過去の劇場作品、TV放映中のアニメも見たことがありません。なので知識ゼロで観ました。
観たきっかけは昔息子が漫画を読んでいたので存在は知っていたのと世界的な大ヒットシリーズで外国人に「日本の有名人で知っている人は?」と訊くとNARUTOと答える人がいる位有名なので世界を熱狂させる魅力とはどういうものなのか一度見てみたいと思って行きました
チケットを買った時こんなのをもらいました
映画のガイドブックの様です。これが目当てで映画を観に行った人もいる様でした。
そもそもうずまきナルトの名前も知らず一応観る前にwikiのNARUTOをざっと読みましたがイマイチよく分からず💦
火影をほかげと読むのも知らなかった
(^^;)何故ナルトは顔に猫の髭の様なものがあり右手だけに包帯をしているのかと観ながらずっと思っていたが顔の髭(の様なもの。何かは今も分からない)は尾獣九喇嘛(クラマ)と関係があるらしく(??)手の包帯はサスケと関係があるらしい。
こんな感じで私には学ぶことが多すぎる(^^;)💦
家に帰ってからガイドブックを見て勉強しました(笑)
映画を観た率直な感想はあまりハマらなかったけど普通に面白かったです。でも又見たいとは思いませんでした。やっぱり大人向けとは言えないかなぁ。キャラの作り自体があまりのめりこめない。
私はアニメ自体をあまり見ないので(因みにこれの前に館で観たアニメは言の葉の庭です)勉強にはなりましたが
過去の漫画は読んでいないけど入場者特典でもらったガイドブックの中の絵の方がスクリーン上のキャラよりも魅力的に見えるのできっと漫画で読む方が面白いのではと思いました
全編通して3分に一回は光の玉の爆発シーンがあるという感じでドラゴンボールのかめはめ派と何処が違うのだろうとかナルトが炎に包まれてパワーアップするシーンではスーパーサイヤ人を思い出したりして(ドラゴンボールもよく知らないのですがナルトよりは漫画もTVも見ていた。)戦い自体に興味が無いので仕方ないけど(だから「戦い」がテーマのドラゴンボールもあまり好きじゃなかった。息子が見ていたので私も見ていたけれど)戦闘シーンそのものは特に楽しくなかったがユニークな世界観の部分はなかなか面白かった。例えばサイが使う筆で絵を描くとそれが物体化する忍術は陰陽師の式神みたいでナイス♪
一番インパクトがあったのはトネリの城の長髪の女の子の傀儡。『シャイニング』で廊下にいた双子の女の子を思い出してしまいました(◎_◎)男の子の方はキョンシーを思い出した。他にオカルト的な部分は幽遊白書を思い出したりしました。
トネリはベル薔薇系のキャラでとても美しいですね(;_:)でもストレートの黒髪が好きなのでサイやサスケが素敵です😻今回サスケが一瞬しか出なかったので私の様にサスケを知らない人の為にもう少し出してほしかったです
どこにでもありそうな下町の商店街という感じの毛糸屋やラーメン屋も良かった。甘味処の壁に掛けられてある額の言葉が「人間なんて餡蜜食べれば幸福だ」が最高だった👍✨(笑)
登場人物が多く相関関係がイマイチよく分からなかったが(相関図が見たい)今作はナルトと日向のラブストーリーが軸でそれはなれ初めから描かれていて理解できたしお似合いの二人だったがナルトは過去にサクラが好きだったと知りちょっとショックだった(ナルトはストレートな性格の様なのでその想いを貫いて欲しかった)
サクラは性格も良く戦士としても素晴らしいのでとても好感を持った
マフラーが延々と出てくるがその中の一つのシーンでは『気狂いピエロの決闘』のクライマックスシーンを思い出してしまった(@_@。(両方見た人なら分かってくれるかなと💦)
OPとEDのアートがとても素敵だった。これが一番アーティスティックだと思います。特にエンドロールはぐっと来た( ;∀;)あの絵を額縁に入れて部屋に飾りたい💘スキマスイッチのテーマソングも感動的(T_T)
一番最後のところは私はトワイライト・サーガのベラとエドワードを思い出してしまった。ナルトと日向の子孫も二人の能力を受け継いでいるのだろうなと。
ファンの方はもうとっくに観ているのだろうと思いますが本編に含まれている予告がびっくりだった
以上散漫ではございますがこんな印象でした
個人的な意見ですが熱心なファンの方以外は特に劇場で観なくても良い作品なのではと思いました。『インターステラー』の様に絶対映画館で観た方がいい!という作品ではないと思います
因みにガイドブックの付録のシールが付いていて三種類あり私はナルトでした


やっぱりスクリーンの中のよりこっちのナルトの方がカッコいいなあと思ってしまいました
いつもの映画館にて
★★★★☆